茶色くなっている

時間が経った塩麹は茶色く変色することがあります。茶色くなっていると、腐敗していると感じる方も多いですね。色が茶色くなることで風味に若干の変化はありますが、品質に問題はありません。

茶色くなるのはメイラード反応によって旨みが強くなっているから。メイラード反応とは別名、褐変現象と呼ばれており、塩糀の中のアミノ酸が米の糖分と反応して褐色に変わる現象のことです。

味に酸味がある・シュワシュワしているように感じる

手作りの塩麹を塩を少なめで作ると、乳酸菌が増えやすくなり結果として酸っぱくなることがあります。食べられなくはないのですが、そのまま食べると辛いので、ドレッシングにするのがおすすめです。

シュワシュワしている状態が見られることもありますが、、これは腐っているのではなく発酵している証です。塩麹は発酵が活発になると、炭酸が多く発生します。小さめの白い泡がある場合は、塩麹が活発に発酵している証拠なので、とくに問題はありません。

塩麴は賞味期限を要チェック!変化の様子にも気を配ろう

塩麹は、麹菌や酵素の働きを手軽に摂取できる発酵食品として人気です。市販の商品によって賞味期限が異なります。手作りした塩麹は冷蔵保存か冷凍保存かによって賞味期限が変わってきますよ。

表面にカビのようなものが浮いている場合は、食べないようにしてください。この記事の内容を参考にして、塩麹を適切に保存して料理に活用してみてくださいね。
【参考文献】
(2024/08/27参照)
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