塩麹の賞味期限はどのぐらい？口をつけるべきではない状態も解説 (2ページ目)

前の記事へ次の記事へ

手作りした塩麹は冷蔵庫や冷凍庫で保存できます。冷蔵庫で保存する場合の保存期間は、約6ヶ月。冷凍庫で保存する場合の保存期間は、約1年間です。

冷蔵保存するときは塩麹を密封の容器に入れて、野菜室に入れておきましょう。野菜室のほうが、冷蔵室よりも温度が少し高いので徐々に塩麹の熟成が進んで、うまみが出てまろやかになりますよ。

塩麴をおいしく長持ちさせるコツ

麹は空気に触れてしまうと、発酵が進んでしまうため早めに容器に入れるようにしましょう。市販で売っている塩麹を開封したあと、冷蔵では約2ヶ月ほど保存できます。使用する分だけ、タッパや瓶に入れておくと便利ですよ。

タッパや瓶に移す際は、こぼさないように気をつけてくださいね。できたての新鮮な状態を保ちたい場合や変色が気になる場合は、冷凍庫で保存するのがおすすめです。

賞味期限が切れた塩麴の特徴

「賞味期限が切れている塩麹って食べても大丈夫？」という疑問を持っている方も多いでしょう。

塩麹は賞味期限が切れていてもある程度であれば食べられます。しかし、下記で紹介する状態になっている場合は、食べないようにしてくださいね。

表面にカビのようなものが浮いている

塩麹は麹菌の力で発酵して作られており、これは要はカビの力です。食べても問題ないカビではありますが、一方で害のあるカビもいます。表面にカビのようなものが浮いていた場合は使用を控えてください。

緑色や黒色のカビが生えている場合は、諦めて食べないようにし、処分してくださいね。ビンク色や赤に変色している場合もカビの可能性があるので、残念ですが処分しましょう。

異臭がする、腐ったような臭いがする

塩麹からアルコール臭やさっぱりとした香りというか、なんとも言えない香りがする場合があります。塩麹は発酵の途中で変な臭いがするように感じることがありますが、基本的に問題はありません。

賞味期限が過ぎた麹は腐敗していなくても、風味や香りが劣化していたり、保存期間によっては菌自体が壊死していたりする場合があります。使用できないわけではありませんが、異常が見られる場合は使用せず処分するのがおすすめです。