餡の材料

餃子といえば欠かせないのが、ジューシーかつ味わいの肝となる「餡(あん)」の存在ですよね。餃子の王将の餃子の餡では「国産豚・ニラ・キャベツ・にんにく・生姜・小麦粉」がおもに使用されています。

大阪餃子の餃子の餡は「国産豚・キャベツ・にんにく・生姜・小麦粉」がおもな材料。両店を見比べてわかるとおり、大きな違いは「ニラの有無」です。

そのためガツンとした味わいが好きな人は餃子の王将、サッパリと食べたい人は大阪餃子の餃子のほうが、口に合いやすいと考えられます。

タレ

餃子の印象を大きく変える重要な要素が、タレの存在です。実は餃子の王将でも大阪餃子でも、タレ自体に大きな違いはありません。醤油4:酢6が目安で作られており、お好みでラー油をかけていただきます。

餃子の王将と大阪餃子は、もともと同じ店舗でした。看板メニューにおける味付けの違いに大きな差がないのも、ある意味では頷けますよね。またテイクアウト時は、餃子の王将は醤油ベース、大阪王将はラー油使用のタレを付けてもらえます。

【そのほかのメニュー】餃子の王将と大阪王将の違い

餃子の王将と大阪王将の人気は、餃子だけではありません。バラエティー豊かな中華料理が展開されており、どれもが「また食べたい!」と思えるほどおいしい商品ばかり!餃子の王将と大阪王将における、餃子以外のメニューも見比べてみましょう。

天津飯

子どもから大人にまで愛される中華料理、天津飯!餃子の王将と大阪王将でも、天津飯は人気メニューの1つです。

餃子の王将の天津飯には、カニカマやネギなどの具がたっぷり入っているのが特徴です。タレは甘酢・塩ダレ・京風ダレから選択でき、別料金でチーズのトッピングもできます。対して大阪王将の天津飯は、まるで満月のようなシンプルな姿が印象的。餃子の王将のようにカニカマやネギも入っておらず、卵だけのツルンとした作りになっています。

具の味わいも楽しみたい人は餃子の王将、卵ならではの旨味や食感を堪能したい人には大阪王将の天津飯のほうが、より好みに近いといえるでしょう。

限定メニューの方向性

餃子の王将と大阪王将では、定期的に限定メニューを展開しています。シーズンやトレンドごとに限定メニューの方向性は異なりますが、大阪王将では餃子の王将と比べて、ガツンとしたスタミナ系のメニューを発表する傾向にあります。

たとえば肉・マヨネーズ・揚げ物・にんにくなど、高カロリーかつ大味な素材・味付けのメニューが多く展開されています。対して餃子の王将は、変わり種のなかでも「王道の中華料理」のセオリーを守った商品が多い傾向に。

安定感を求めるなら餃子の王将、がっつりした料理が好みなら大阪王将のほうが、自分好みのメニューに出会える可能性が高いでしょう。

冷凍食品の展開

餃子の王将と大阪王将の両店には、冷凍食品のアプローチとして大きな違いがあります。まず餃子の王将では、基本的に冷凍食品の展開はおこなっていません。

しかし大阪王将では、なんと外食事業の売上(飲食店の売上)よりも、食品事業の売上(一般家庭向け冷食や業務用冷食の売上)のほうが上回っているのです。大阪餃子の冷凍食品は「冷凍焼き餃子」で国内約3割、「冷凍水餃子」で過半数のシェアを誇っています。

つまり大阪餃子は、店舗での売上以外にも大きな収入源を得ているということになります。餃子・水餃子のほかにも、点心や飯類、麺類など豊富な冷凍食品の商品を展開中です。
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