ビタミンC

ビタミンCを摂り入れるのも夏の不調対策になります。ビタミンCは細胞の酸化を抑え、コラーゲンの合成に欠かせない栄養素。ストレスに対抗するホルモンの合成を促す作用ももっています。

紫外線や疲労などによるストレスが増える夏場はビタミンCの消費量が増えるため、不足しないように気をつけましょう。(※4)

イミダペプチド

夏の疲労にはイミダペプチドを摂り入れるのもおすすめです。イミダペプチドはアミノ酸の結合体のことで、渡り鳥や回遊魚などの長時間連続した運動をする生物の骨格筋中に多く含まれます。自律神経の疲労を抑えて活性酸素を取りのぞくはたらきをもつため、積極的に摂り入れるとよいでしょう。

鶏むね肉や鮭を100g食べると、一日に必要な量を摂取できると言われています。(※1,8)

夏に眠いと感じる要注意な症状

夏の眠気の要注意な症状

  1. 熱中症の場合
  2. 睡眠の障害の場合
  3. 精神的な不調の場合
夏に眠いと感じた場合、症状によっては病院に行く必要があります。眠気のほかに目まい、耳鳴り、頭痛、吐き気を伴う場合は熱中症が原因であるおそれがあり、注意が必要です。

この場合は体を冷やし、水分を補給しましょう。また、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう症状や十分な睡眠を取っていても日中に起きていられない症状の場合は睡眠に問題がある場合があります。

ほかにも自律神経の乱れや栄養不足によって、体の不調だけでなく、心の不調が起こることもあるため、気をつけましょう。いずれもまずは水分をしっかり摂り、規則正しい生活とバランスの良い食事を摂り、症状が続くようであれば医師や専門家に相談する必要があります。(※9,10,11)

夏に眠いのはなぜか知り、対策して夏を乗り切りましょう

夏に眠くなるのは、暑さや温度差、紫外線による夏バテであるのが原因です。暑いと食欲がなくなり、必要な栄養素が不足したり、夜寝つけずに睡眠の質が下がったりするおそれがあります。

規則正しい生活を心掛け、温度調節を上手におこなうことで暑い夏でも眠気に悩まされない体を目指しましょう。
【参考文献】
(2024/05/06参照)
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