ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

チェルシーが販売終了に。どうして?

Photo by 株式会社明治

1971年の発売以来、老若男女問わず愛され続けてきた明治の「チェルシー」。根強いファンの多い人気商品ですが、2024年3月で販売終了となることが明らかになりました。

「なぜ?」という方のために、本記事では終売の理由に迫り、SNSの反響もお届けします。

熱狂的なファンは多いものの、収益性の悪化が原因

Photo by 株式会社明治

「チェルシー」は、スコットランドの伝統菓子「スカッチキャンディー」を参考に開発された商品。「バタースカッチ」や「ヨーグルトスカッチ」をはじめ、さまざまなフレーバーが発売されてきたものの、ここ20年間で売上高は5分の1程度に縮小していたといいます。

明治は「市場環境や顧客ニーズの変化にともなう販売規模の低迷により、収益性が悪化。販売終了せざるを得ない状況にあるから」と説明。生産はすでに2月末でストップしたのだそうです。

各店、店頭からなくなり次第、順次販売終了に……。53年の歴史に幕が降ろされます。

SNSには「ショック」「嘘だと言って」の声

Photo by macaroni

半世紀余りのロングセラー商品が姿を消すことに対し、SNSには嘆きの声が殺到。「好きだったのにショック」「おいしいのに残念すぎる」「懐かしの味がなくなるのはさびしい」「嘘だと言ってくれ!」のようなコメントがあとを絶ちません。

「リニューアルしてなんとか残すことはできないの?」といった意見も見られました。「入手できなくなる前に買っておく」「期間限定でもいいからいつか復活するのを待つ」という人もちらほら。

チェルシーは思い出の味。いつか再販されますように

明治の「チェルシー」は、人々に思い出の1ページを刻み続けてきた商品。「子どもの頃、遠足のおやつといえばこれだったのに」「おばあちゃんがいつも買ってくれた懐かしのお菓子が……」と、なじみの味がなくなるのを惜しむ声のオンパレードです。

これほど愛されているのに終売だなんて……。SNSのコメントにもあったように、いつか再販されることを心待ちにしましょう。
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