ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

「餅がこびりつかなくなる」といわれる裏ワザを検証!

Photo by pomipomi

焼くだけですぐに食べられる餅。手軽なのはいいけれど、トースターの網に餅がこびりついて、片付けるのは厄介ですよね。

SNSには「くしゃくしゃにしたアルミホイルを敷くとくっつかない」「トースターを予熱するのがおすすめ」のような声もありますが……。果たして本当にうまくいくのでしょうか。

本記事では餅が網にこびりつかない方法を探るべく、「アルミホイル」と「予熱」の合わせ技を検証。結果を正直にお届けします。

手順

1. アルミホイルを丸めて広げる

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アルミホイルをくしゃくしゃに丸めてシワを作り、再び広げます。

口コミによると「餅とアルミホイルが触れる面積を小さくすることでくっつきにくくなる」とのことなので、アルミホイルはあまりピンと広げず、あえてシワをたくさん残しました。

2. トースターにアルミホイルを敷き、予熱する

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トースターにアルミホイルを敷き、予熱をして網を熱々にしておきます。こうすることで餅が網(アルミホイル)に触れたときに表面が焼き固まり、くっつきにくくなるのだそうです。

3. 餅を焼く

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あとはアルミホイルの上に餅を並べ、4〜5分ほど加熱……。果たしてこびりつかずに、スルッと取り出せるのでしょうか?

あれれ?くっついてしまった…

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期待を胸に菜箸で餅を掴むと、わ〜、アルミホイルにべっとり。見事にこびりついてしまいました。

想像していた結果とは大幅に異なり、なんだかちょっとショックです。しかもふだん以上にくっつきがひどく思えます。

ちなみにSNSにも、「アルミホイルを敷いてもくっつく」「予熱をしてもダメ」との声がちらほら。筆者と同じく、効果を得られない人が多々いるようです。

なぜ?普通に焼いたほうがくっつかない

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予熱なし、アルミホイルなしで餅を焼いた様子がこちら。少しくっついていますが、先程よりはまだマシです。

アルミホイルの丸め方や広げ方が悪かったのか、それとも予熱が甘かったのか……。もしかしたらトースターの機種や使用年数によっても、結果は異なるのかもしれません。

しかしアルミホイルを敷いておけば、餅がくっついても捨てればよいだけ。網を掃除する手間はかからないので、今後は敷いてもよいかな、と思いました。

予熱については、なんともいえません。
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