目次
小見出しも全て表示
閉じる
主食の量に気をつける
麻婆豆腐は味つけがしっかりしているため、麻婆丼や麻婆麺のように主食と組み合わせた料理もあります。単品で食べる場合も濃い味つけでごはんがすすみやすいため、定食のようにごはんと組み合わせて食べる場合はごはんを食べ過ぎて糖質を摂り過ぎないように注意しましょう。
麻婆豆腐に含まれるほかの栄養素のはたらき
豆腐と肉に含まれるたんぱく質
麻婆豆腐のメインの食材である豆腐と肉にはたんぱく質が豊富に含まれます。たんぱく質は筋肉、臓器、皮膚、髪の毛などの体を構成する成分のほかにもホルモンや酵素、抗体など体の調節機能を担う成分としても使われ、生命の維持に欠かせません。
不足すると成長障害や体力の低下、免疫機能の低下につながるため注意が必要です。(※1,9)
不足すると成長障害や体力の低下、免疫機能の低下につながるため注意が必要です。(※1,9)
花椒に含まれるサンショオール
麻婆豆腐のしびれるような辛さを出すのに欠かせない花椒にはサンショオールという成分が含まれます。サンショオールは胃を丈夫にし、腸のはたらきを整える作用をもつ成分です。内臓器官のはたらきを活発にしてくれることから、消化不良やそれにともなう胸苦しさの対策におすすめです。
また、新陳代謝を活発にし、発汗作用があるため冷え性が気になる方も摂り入れるとよいでしょう(※10,11)
また、新陳代謝を活発にし、発汗作用があるため冷え性が気になる方も摂り入れるとよいでしょう(※10,11)
香味野菜に含まれるアリシン
麻婆豆腐に欠かせないにんにく、ねぎには硫黄化合物の一種であるアリシンが含まれます。アリシンは血液中のコレステロール値の上昇を抑える作用、ビタミンB1と協力して血糖値の上昇を抑える作用、血栓をできにくくし、血液の流れを正常に保つ作用が期待できます。
ほかにも抗酸化作用ももつことから、たっぷり使うのがおすすめです。(※12)
ほかにも抗酸化作用ももつことから、たっぷり使うのがおすすめです。(※12)
麻婆豆腐は工夫しておいしくヘルシーに楽しみましょう
麻婆豆腐は中華料理の定番メニューのひとつで、お店やお惣菜でもよく見かけます。豆腐を使っていて一見ヘルシーそうに見えても一般的なものはエネルギーや脂質、場合によっては糖質を摂りすぎやすいため、注意しましょう。工夫して手作りすることで、おいしく栄養を摂れる料理になるため、自宅で作ってみてください。
【参考文献】
(2023/08/31参照)
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。