ライター : BBC

「オレンジワイン」に注目!

赤ワインでも白ワインでもない…、オレンジワインをご存知でしょうか?オレンジワインはワイン発祥の地と言われるグルジアで用いられていた製法で作られたワイン。 世界中のナチュラルワイン生産者が生み出しているそのオレンジ色の魅惑的なワインに、多くの人が注目しており、現在のワイントレンドを盛り上げる中心的商品になっているとか。

オレンジワインの味は?

オレンジワインのベースは白ワイン。通常白ワインではすぐ取り出してしまう果皮や種を果汁と一緒に熟成させることでオレンジ色になるそうです。 オレンジワインには2種の製造方法があります。一つは酸化を促しながらスキン・コンタクトする伝統的なもの。もう一つは炭酸ガスが抜けない様に醸造し、色の抽出を極力抑えながらスキン・コンタクトするもの。 これら2つの製造法により造られるオレンジワインは非常に個性豊かで素晴らしいワインになるそうです。
※スキンコンタクトとは…
ぶどうを破砕した後にすぐにプレスをせずに果汁に果皮を浸します。
果皮にはブドウの個性が濃く含まれているため、ワインにブドウ品種の個性を強く与えることができます。

出典: cavewine.net

その程よい酸味は白ワインらしさを感じるそうですが、飲み心地は軽いのにいつまでも余韻が残る凝縮された旨味が味わえるそうです。

みんなの感想は?

現在、フランス・ドイツ・オーストリアでこのオレンジワインが広がりつつあるそうですが、このオレンジワインの登場を忠実なワイン造りにこだわるワイナリーなどは批判的にみているそうです。 そのこともあり、なかなかオレンジワインを見かけることもないかもしれません。しかし、愛好家や通人間の集まりなどで楽しまれているそうなので、これから普及していくのかどうか…。注目しましょう!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ