3. 今も超人気!地元で愛される老舗「キャラウェイ」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

鎌倉を代表する老舗カレー店といえば、創業1977年の「キャラウェイ」。今も変わらぬ人気を誇る、超定番カレー店です。欧風カレーとインドカレーのいいとこ取りをしたようなオリジナルカレーは、何度でも食べたくなるおいしさ。

さらに人気の秘密はそのコスパの良さ。なんと普通でオーダーするとごはんの量が550gもあるのです!スパイシーにモリモリ食べてお腹いっぱい。けれど少食な方でもご安心、ライス小盛り(それでも350g)のオーダーもできますから。

ビーフ (小ライス)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

800円(税込)
「キャラウェイ」の一番人気メニューといえば、カレーの濃厚な香りが食欲をそそるビーフ。

ホロホロッにほぐれた牛肉はソースとほぼ一体化しており、カレー全体に旨味が行き渡っています。最初はそれほど辛くはないものの、後からじんわり。毛穴が開くようなスパイシーさがやってくるのです。

今や、世の中にはいろいろな種類のカレーがありますが、「キャラウェイ」のカレーは誰もが「カレー」と聞いて思い浮かべるあのおいしさ。けれども、ほかのどこにもないおいしさなんです。
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4. 西麻布の伝説的フレンチがカレー店として復活「鎌倉 勝沼亭」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

創業は1974年。西麻布にあった伝説的フレンチ「勝沼亭」が2017年、鎌倉・由比ヶ浜にカレー専門店として復活しました。

経営は「勝沼亭」のシェフの娘さんご夫婦。西麻布で提供していたクラシックなホテルスタイルのカレーなのですが、これがちょっとほかにはないタイプなんです。

お店の壁には、昔の「JAPAN TIMES」の記事が。大使館の方々に愛された麻布の味を鎌倉でいただく贅沢です!

スパイシーポークカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,400円(税込) 深煎りくるみトッピング 150円(税込)
一日限定30食、一番人気というスパイシーポーク。とにかくポークが贅沢すぎる!でっかい塊なのですが、スプーンでホロっと崩せるやわらかさです。

カレーにはフレンチの伝統が。最高級羅臼昆布でとったブイヨンを使い、化学調味料不使用、スパイスと果物で作られる欧風ホテルカレーです。欧風といいつつも、食感は意外にサラサラ。最初はやさしいタッチなのですが、後追いでじんわりと辛さがやってきます。めちゃくちゃ旨いです。

さらにおすすめなのが、くるみトッピング。ビックリするほどの量のくるみが入るのですが、味や食感に変化が生まれて楽しいですよ。

ホットコーヒー(左)、クラシックベークドチーズケーキ(右)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

300円、700円(税込) ※ホットコーヒー、クラシックベークドチーズケーキの順
カレーと同じくらい要チェックなのがチーズケーキ。「勝沼亭」のレシピをそのまま受け継いだホームメイドのチーズケーキですが、迫力ある質感がすごいんです!そして極限まで濃厚な味わいが素晴らしすぎる。

チーズケーキ好きのためのチーズケーキ。これは外せない銘品です。オーダーを受けてドリップしてくれるコーヒーも完璧。ケーキ狙いでのカフェ使いも良さそうですね。
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5. 摩訶不思議空間で無水チキンカレー「極楽カリー」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

今では「無水チキン」という名で全国へと広がるカレーを提供するお店。もともと由比ヶ浜にあったのが、2020年7月大町へと移転しました。

店内の至る所に掲げられた仏画や掛け軸は店主自身によるもの。シュールで摩訶不思議で、ゆるっと温かい世界観が楽しめます。

メニューはチキンカリーSETただひとつ。オーダーを聞かれることもなく、席で待っていると自動的に出てくるのでご安心を。
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