4位 バスケットボール(20票)

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バスケットボールは、1891年にアメリカで誕生した競技。国際YMCAトレーニングスクールに在籍していたカナダ出身の体育教師、ジェームズ・ネイスミス氏により考案されたというのが定説です。

5人対5人で1個のボールを奪い合い、相手のバスケットにシュートして得点を競うスポーツ。ちなみに3人対3人でプレーするものもありますが、そちらは「3×3(スリーエックススリー)」と呼ばれています。

なお男子バスケットボールがオリンピックの正式競技に採用されたのは、1936年のベルリン大会から。女子バスケットボールは、1976年のモントリオール大会のときですよ。

5位 水泳(19票)

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水泳の魅力は、全身の筋肉を総合的に養えること。浮力により体への負担がかかりにくいため、子どもからお年寄りまで誰もが気軽に楽しみやすいのも利点です。

水中は母親の胎内を思い起こさせ、リラックス効果があるとの説も。よって水泳は、心身共に良い影響を与えてくれるスポーツと言われていますよ。

なお水泳がオリンピックの種目に採用されたのは、第1回目のアテネ大会から。当時は泳ぎ方に規制がなく、速く泳いだ者が勝ちというシンプルなルールでした。

6位 ドッジボール(17票)

ドッジボールは、1900年代初頭に発祥したとされており、起源はイギリスにあります。円形のコートで行われていたこともあり、日本では「円形デッドボール」と呼ばれていましたが、1926年に「ドッジボール」と改名されました。

相手の体にボールを当てる競技で、2つのチームが対戦します。小学校でプレーすることもあり、地域によってさまざまなルールが存在することも。1991年に日本ドッジボール協会(JDBA)が設立されて以来は、全国統一の公式ルールが普及しました。

ドッジボールは、現在オリンピック競技にはなっていません。国際大会は存在するので、今後オリンピック競技になることも期待したいですね。

7位 スキー(16票)

スキーの普及は、ハンガリー帝国陸軍の少佐が技術を伝えたことがきっかけとされています。1911年、新潟県で初めて本格的なスキーが実施され、その後全国にスキー場が続々とオープンしました。

元々は雪上の移動手段だったスキー。19世紀に入るとノルウェー南部でスポーツとしての人気が高まり、1879年には初の大規模なスキー大会も開催されました。

冬季オリンピックでは、スキージャンプやアルペンスキーなど、6種類の競技が実施されています。ひとつのスポーツで多彩なルールや競技スタイルを楽しめるのが、スキーの魅力のひとつといえるでしょう。

8位 テニス(14票)

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テニスの歴史は古く、発祥は紀元前3000年まで遡るというのが定説。また11~12世紀のフランスでは、貴族が手のひらで球を打ち合う遊びをしており、これがテニスの原型になったと言われています。

日本にテニスが伝わったのは1874年頃。しかし当時は硬式用のボールが入手困難であったため、代わりにゴムボールによる軟式テニス(現ソフトテニス)が考案され、全国に広がっていきました。

なおテニスは”生涯スポーツの代表”とも言われており、年齢層問わず親しまれていますよ。

9位 サッカー(13票)

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サッカーの起源については諸説ありますが、中世のイギリスでおこなわれていたフットボール祭りに由来するというのが定説。ほかにもイタリア発祥説や中国で誕生したという説もあり、はっきりとわかっておりません。

なお日本人がはじめてサッカーをしたのは、1873年と言われています。国際サッカー連盟「FIFA」に加入したのは1929年、日本プロサッカーリーグ「Jリーグ」を発足したのは1992年です。

ちなみに2022年11月に開幕されたFIFAワールドカップでは、日本は決勝トーナメントまで進むも1回戦でクロアチアに敗退。最終順位は9位となりました。
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