1位 野球(24票)

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野球は、1839年にアメリカ・ニューヨークのクーパースタウンで誕生。職業軍人のアブナー・ダブルディー氏により考案されたと言われています。

1869年には、初のプロ野球チーム「シンシナティ・レッドストッキングス」が登場。それを皮切りに全米でプロ野球チームが続々と結成され、近代野球の体制が整っていきました。

2006年には、世界大会となる「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の第1回大会が開幕。2023年には第5回大会が開かれ、日本が見事優勝を果たしていますよ。

6位~10位のランキング結果

ここからは6位から10位に選ばれたスポーツを、続けて紹介していきます。

6位 水泳(15票)

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水泳の魅力は、全身の筋肉を総合的に養えること。浮力により体への負担がかかりにくいため、子どもからお年寄りまで誰もが気軽に楽しみやすいのも利点です。

水中は母親の胎内を思い起こさせ、リラックス効果があるとの説も。よって水泳は、心身共に良い影響を与えてくれるスポーツと言われていますよ。

なお水泳がオリンピックの種目に採用されたのは、第1回目のアテネ大会から。当時は泳ぎ方に規制がなく、速く泳いだ者が勝ちというシンプルなルールでした。

7位 テニス(14票)

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テニスの歴史は古く、発祥は紀元前3000年まで遡るというのが定説。また11~12世紀のフランスでは、貴族が手のひらで球を打ち合う遊びをしており、これがテニスの原型になったと言われています。

日本にテニスが伝わったのは1874年頃。しかし当時は硬式用のボールが入手困難であったため、代わりにゴムボールによる軟式テニス(現ソフトテニス)が考案され、全国に広がっていきました。

なおテニスは”生涯スポーツの代表”とも言われており、年齢層問わず親しまれていますよ。

8位 卓球(13票)

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卓球は、19世紀の終わりにイギリスで誕生。貴族たちが雨天でもテニスをしようと、室内テーブルで楽しんだのがはじまりとされています。

英語で卓球を「テーブルテニス」と言うのは、そのことに由来。ちなみに「ピンポン」とも呼びますが、これはボールの弾む音が語源です。

卓球の魅力は、体格や年齢により力の差が出にくいこと。誰もが気軽に始めやすく、生涯を通して続けられるスポーツと言えるでしょう。

9位 ゴルフ(12票)

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ゴルフの起源は諸説あり、はっきりとしたことはわかっておりません。オランダで誕生したという説もあれば、イギリスやフランスで生まれたとも言われています。

日本では1901年に初のゴルフコースが誕生。1957年には国内で第5回カナダカップが開催され、日本人選手が優勝したことをきっかけに、ゴルフ人気が高まっていきました。

ちなみにゴルフが「紳士のスポーツ」と呼ばれているのは、貴族の間で愛されてきたから。また審判がおらずスコアは自己申告制であため、スポーツマンシップが備わっていることを前提にしているのも理由のひとつと言えるでしょう。
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