カレーセット

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

2,000円(税込)
ディナーでは、内容がカスタマイズできるセットが基本。この日は以下のオーダーをしました。

・カレー(バラカリ/豆/きのこ/やさい/ムルギーからチョイス)→ムルギーを辛口で
・ライスまたはナン→ライス
・サラダ
・チキンマサラ小
・お通し
・ドリンク(アルコール/ノンアルから自由にチョイス)→ジンジャーエール

メインのカレーである「ムルギー」は、「タージマハール」時代からの看板人気メニュー。シャバシャバスパイシーなベースに、やわらかいチキンとじゃがいも。かなりの中毒性がある辛口カレーです。

また、セットについてくるチキンマサラのおいしさも特筆もの。完全に酒の肴となる濃厚なスパイス使いなんです。この価格が信じられないほどの満足度ですよ。
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7. インスタ映えだけじゃない。カレーを再構築するニューウェーブ「幸正」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

昭和の香り濃厚なカレー店が多い新橋で、まったく新しいスタイルのカレーを提供し話題になったのが、2016年オープンの「Curry and rice 幸正(カレーアンドライスゆきまさ)」。

焼肉店や洋食店、つけ麺屋など、あらゆる料理ジャンルを渡り歩いてきたオーナーによる、カレーの美しき再構築が楽しめます。

ビーフ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,500円(税込)
牛テールを丸2日間煮込んで作ったスープ状のカレーは、スパイスの量を控えめにしながら、出汁のうまさで押し切る味わい。その中央に二層のライス、下層はターメリックライス、上層はトマトライスがのります。

さらにその上に具材であるビーフがのるのですが、これが実に存在感アリ。牛バラ肉を赤ワインに3日漬け込み、醤油ベースのタレで仕上げるそうですが、甘辛な旨みと肉のトロットロ感がたまりません。

個性的で美しいビジュアルだけでなく、独特かつ深みある多層的なおいしさが魅力です。
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8. フルーティー&スパイシーな欧風カレー「石垣島カレー 南風(ぱいかじ)」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

「南風」と書いて「ぱいかじ」。石垣島のレストラン「ビストロスマイル」のカレーが東京でいただけるんです。

提供される「石垣島カレー」はフォンを取り、野菜と鶏ガラスープを加え4日間かけて仕上げる欧風カレー。

そこに島パインのフルーティーさと、島胡椒のスモーキーな香りが加わり、南国気分満点のカレーに仕上がっています。一度体感すべし!

石垣島産和牛カレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,700円(税込) チーズトッピング 100円(税込)
リッチでありながら爽やかさもある欧風カレーには、パインのフルーティーさと島胡椒の香りがくっきり。辛さ自体はかなり控えめなのですが、島胡椒のスモーキーな香りでスパイス欲が満たされます。

具材となる石垣島産和牛も特筆もののおいしさ。肉質自体がやわらかく、脂の甘味も素晴らしい。トッピングした炙りチーズのリッチさも相まって、予想を遥かに超えたご馳走感あるランチが楽しめます。
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9. 木金ランチ限定、本気の立ち食いスリランカカレー「ザ・サークル」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

歴史ある「カレーライス」のお店が多い新橋ですが、現地系のカレーだってあります。「THE CIRCLE(ザ サークル)」は、新橋駅前ビル1階の「立ち呑み庫裏」で木・金ランチのみ間借り営業しているスリランカカレー店。

赤坂アークヒルズ「ポンガラカレー」で店長としてスリランカカレーを提供し、スパイスカレー「銀座半月」でも腕を振るったシェフが独立、2022年9月7日にオープンしたお店です。

提供されるのは週替わりの「スリランカプレート」一本、どんな構成になるかはお楽しみ。たまに日曜営業やイベント出店もあるようなので、まずはお店のインスタグラムをフォローしてみてくださいね。
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