オムドライ+タンドリーチキンハーフ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,000円、250円(税込) ※オムドライ、タンドリーチキンハーフの順
オムライスも食べたいしカレーも食べたい、洋食屋さんのインド料理も面白そうで迷っちゃう……そんな欲張りさんにはこれ。

ドライカレーを包んだオムライスにスパゲティが添えられた「オムドライ」に、タンドリーチキンをトッピング(ハーフサイズでもなかなかのボリューム)しちゃいましょう。お味噌汁もついてきます。

卵の中は鉄鍋で炒められたアッツアツのドライカレー。ゆるゆるやわやわなスパゲティの食感に昭和を感じる一方で、タンドリーチキンは「ここインド料理店?」と思うほどの本格派。昭和からインドまで一気に楽しめるひと皿です。
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4. 日本最古のスープカレーを受け継ぐ「スープカリィ厨房 ガネー舎」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1970年代、札幌で誕生した日本最古のスープカレー「アジャンタ 薬膳カリィ店」。漢方としてのスパイスを用いた薬膳カリィとして、のちに続く札幌スープカレー店に大きな影響を与えました。

ちなみに「スープカレー」という言葉が用いられるようになったのは、1993年創業の「マジックスパイス」が最初。

その「アジャンタ 薬膳カリィ店」の味を東京で受け継ぐ貴重なお店が、この「ガネー舎」なのです。今でこそいろいろなバリエーションがあるスープカレーですが、オススメ店を教えてと言われたらまず、「ガネー舎」を推すことにしています。何せ、原点の味ですから。

とり野菜カリィ+黒マサラ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,600円、180円(税込) ※とり野菜カリィ、黒マサラの順
札幌スープカレーの一番の魅力といえば、旬の野菜をおいしくいただけること。そして札幌スープカレーの定番具材といえば骨付きチキンです。となれば最初に頼むべきはこの「とり野菜カリィ」。

スプーンでホロホロに崩れるチキン、スパイスとの相乗効果で旨味と甘味が引き出されたにんじん、ナス、じゃがいもなどの野菜がたまりません。

最近のスープカレー店のように辛さUPは数字でオーダーするのではなく、テーブルマサラで好みに調整。さらにオプションで、香りと辛さUPのミックスマサラが6種類。黒マサラは香り・辛み・コクが三拍子揃ったマサラです。
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5. 新橋の超実力派ランチカレー店「ザ・カリ」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

創業は1993年。近隣のビジネスマンからカレー通のマニアまでの熱烈な支持を集めるカレースタンド「The KARI(ザ・カリ)」。営業は平日11時30分~14時30分という3時間のみです。

時には行列ができたり、売り切れ早仕舞いしたりとそれなりのハードルがありますが、一度は食べておくべき新橋カレーの名店です。JAPANESE CURRY AWARDS2021でメインアワードを受賞しました。

ビーフカリィ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,000円(税込)
定番人気メニューはビーフ(辛口)とチキン(やや辛口)。ビシッとスパイシーな刺激が欲しいならビーフカレーをオーダーしましょう。

クローブがガッツリと効いた味わいのカレーは、辛さ以上に毛穴が開くスパイス効果。「あぁ、効いてる効いてる」と、クセになること請け合いです。なお、オーダー時に聞かれる付け合わせは、じゃがいもかキャベツから選べます。
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6. 頑固オヤジのディープなカレー世界「カレーの店 ガン爺」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

知る人ぞ知る、通好みのカレーを提供していた「タージマハール」というお店が2018年にリニューアル。「ガン爺(ガンジイ)」という、何ともインパクトのある店名となりました。「頑固オヤジのカレーショップ」という意味らしいです。

店名通り(?)、カレーの提供スタイルはまさに個性的。ランチは予約不可の売り切れ御免スタイルのためオープン狙いで並ぶべし。

一方のディナーは予約可能(2023年3月現在は予約のみの営業)で、カスタマイズ自由のセットと4名以上からのコースがメインです。
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