ライター : donguri

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バターはマーガリンで代用できる?

バターをきらしてしまっているとき、マーガリンで代用できるのか迷ったことはありませんか?

答えはもともとマーガリンはバターの代用品として生まれたものなので、バターの代わりに使ってOK。料理にはもちろん、お菓子作りの際もバターをマーガリンで代用できますよ。

ただしバターとマーガリンには違いがあるため、風味やコクなど仕上がりに差が出ることも。この記事ではバターの代わりにマーガリンを使ったときの仕上がりの違いや、代用するときのポイントについてご紹介します♪

バターとマーガリンの違い

種類原料味わいテクスチャー種類価格
バター牛乳クリーミーで風味がよく、コクがある室温ではやわらかいが、冷やすと固くなる有塩バター、無塩バター、発酵バター、グラスフェッドバターなどマーガリンより高いことが多く、価格の変動がある
マーガリン動物性・植物性の油脂あっさりとしている冷やした状態でもやわらかくなめらかカロリーハーフ、フレーバー付き、製菓用の無塩タイプなどバターより安価なことが多く、価格が安定している
バターはクリーミーでコクがあるのに対し、マーガリンはあっさりとした味わい。そのため濃厚でコクのある味わいにしたいときにマーガリンで代用すると、やや物足りなく感じることがあります。

またバターは冷やすと固くなりますが、マーガリンは冷やした状態でもやわらかなテクスチャーなのが特徴。そのためマーガリンはパンに塗ったりほかの食材と混ぜたりしやすいというメリットがありますよ。

価格はバターよりマーガリンのほうが安価なことがほとんど。バターは原料価格の影響を受けて価格の変動がありますが、マーガリンは比較的安定した値段で購入できるのが魅力です。

バターの代わりにマーガリンを使うとどんな風に仕上がる?

スポンジケーキ、パウンドケーキ

バターで作るものと比べてふんわり軽い食感で、あっさりとした味わいに仕上がります。コクや風味をプラスしたい場合は、バターが配合されたマーガリンを使うのがおすすめですよ。

マーガリンはバターと比べてやわらかく混ぜやすい特徴があるので、チョコチップやドライフルーツのような具入りの生地を作るときにも適しています

クッキー、タルト

マーガリンを使うと口当たりが軽く、さっくりとした食感に仕上がります。生地がバターで作るものよりやわらかくなるので、成形前にしっかりと冷やし、冷蔵庫から出してすぐに作業するのがポイント。コクを出したいときはアーモンドプードルを加えると良いでしょう。

マーガリンでも作れるタルトのレシピはこちら▼

パン

バターで作るものより風味は劣りますが、ふんわりと軽く、ソフトな食感に焼き上がります

マーガリンはバターより水分量が多くやわらかいので、パン生地に練り込みやすく、作業がしやすくなるというメリットもありますよ。

ホワイトソース

マーガリンでホワイトソースを作ると、あと味のすっきりとした仕上がりに。バターで作るものよりコクや風味は欠けますが、クリーミーで口当たりのやさしいホワイトソースを作ることができます。

バターのコクを補いたいときは、コンソメやチーズをプラスすると良いでしょう。
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