ライター : 小嶋絵美

フードライター / 管理栄養士

痩せる食べ方 14つのポイント

痩せやすい食べ方のポイント

  1. 野菜→肉・魚・卵→ごはんの順に食べる
  2. よく噛んで食べる
  3. 早食いにならないよう時間をかけて食べる
  4. 単品食べにならないように工夫する

1. 野菜→肉・魚・卵→ごはんの順に食べる

食物繊維の多い野菜やきのこ類は、消化吸収をゆるやかにします。そのため、食事の最初に食べると、血糖値の急上昇を抑えられます。次にたんぱく質豊富な肉・魚・卵糖質が主なごはん・パンなどは最後に食べましょう。

食物繊維が豊富な野菜をしっかり噛んで食べると、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ対策にもなりますよ。(※1,2)

2. よく噛んで食べる

前述の野菜以外の食べ物も、よく噛んでゆっくり食べると、満腹感が得られやすいです。さらに、よく噛むことで食欲が抑えられたり、内臓脂肪の分解が促されたりと、大きなメリットがあるといえます。

噛みごたえのある食品を積極的に摂り入れるのがおすすめです。(※3)

3. 早食いにならないよう時間をかけて食べる

実は、食べるスピードの速い、「早食い(速食い)」は肥満の人ほど多い傾向です。満腹を感じられるまでに食べ過ぎてしまうことが、肥満につながる原因と考えられています。食べ過ぎを避けるために、ゆっくり時間をかけて味わうように心がけたいですね。(※3)

4. 単品食べにならないように工夫する

ダイエットで特定の食品ばかり食べたり、単品食べをするのはやめましょう。偏った食事をすると、栄養バランスが乱れて、健康を損なうリスクがあります。また、極端な食事制限はリバウンドしやすいデメリットも。

健康的な食事として、主食・主菜・副菜をそろえ、栄養バランスを整えましょう。菓子・アルコールを摂り過ぎていないか、見直すことも大切です。(※4,5)

食べる時間帯のポイント

  1. 朝食を抜かずにしっかり食べる
  2. 夕食は食べ過ぎないようにする
  3. 夜遅くの食事や夜食を避ける
  4. 間食は午後2~3時ごろに摂る

5. 朝食を抜かずにしっかり食べる

朝は時間がないからと朝食を抜くと、体重が増えるおそれが……。朝食を抜くと体内時計に異常が起きてしまい、太りやすくなることが動物実験により明らかになっていますよ。また同研究において、朝食を食べないと、筋肉量の減少につながる結果も得られています。

一日3食を規則正しく食べて、生活リズムを整えましょう。(※6,7)
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