ライター : とも

子育てフードライター

たらこの賞味期限はどのくらい?

「たらこ」は、主にスケトウダラの卵巣を塩や調味液に漬けしたものと、生の2種類があります。この記事では、塩や調味液に漬けたものを「たらこ」としてご紹介します。

たらこの賞味期限は、冷蔵で1週間程度、冷凍たらこで3ヶ月程度が目安。メーカーや商品によって多少異なるため、各商品のパッケージ表示を確認しましょう。

賞味期限切れのたらこはいつまで食べられる?日数別に解説!

冷蔵たらこの賞味期限は、1週間程度とそれほど長くありません。賞味期限が切れてしまったたらこは、もう食べられないのでしょうか?実は、たらこは賞味期限が切れてもすぐに食べられなくなるわけではありません

というのも、賞味期限とは「未開封の状態で正しく保存したときに、おいしく食べられる期間」のこと。この期間は科学的・合理的な根拠から算出した日数に「安全係数」とよばれる数字をかけて、短く設定するのが基本です。

国が推奨する安全係数は0.7~0.9なので、表記されている賞味期限よりも1.1~1.5倍の日数であれば、品質が保持されていることになります。

この点を踏まえ、賞味期限が切れてしまったたらこが食べられるかどうかを解説します。

賞味期限が切れて1日~3日のたらこ

賞味期限が7日であれば、1日~3日過ぎたたらこを食べても問題ないでしょう。ただし、賞味期限は未開封で適切に保存しているものに当てはまります。常温保存していたり、直箸をつけたりしたものなどは傷みやすいため、日数だけで判断せず色やにおいなども確かめましょう。違和感がない場合も、できるだけ早く食べてくださいね。

賞味期限が切れて5日のたらこ

賞味期限が7日に設定されているたらこであれば、品質保持期間は7.7~10.5日。賞味期限を5日過ぎると品質保持期間を超えるため、品質が低下したり傷んだりするおそれがあります。食べるのは避けたほうが良いでしょう。

賞味期限が切れて1週間のたらこ

賞味期限が7日に設定されているたらこの品質保持期間は、最大10.5日。賞味期限が切れて1週間(7日)のたらこは、品質保持期間が大幅に過ぎています。見た目では変化がなくても、傷んでいるおそれが高いです。食べると健康を害することがあるため、すみやかに廃棄してください。

賞味期限が切れて2週間のたらこ

賞味期限が7日のたらこは、品質保持期間が最大10.5日です。賞味期限を2週間(14日)過ぎたたらこは、傷んでいるおそれが高いです。食べずにすみやかに廃棄してください。
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