そのほかのたらこの賞味期限もチェック

生たらこ

生たらこは、その名の通りスケトウダラの卵巣のこと。たらが旬を迎える寒い時期になると、鮮魚店やスーパーで出回ることがあります。煮付けや炒り煮にすることが多いですよ。

加工されていないため、塩漬けのたらこよりも賞味期限が短いのが特徴。鮮魚と同様に扱い、1~2日内に食べましょう。

辛子明太子

辛子明太子は、スケトウダラの卵巣を調味液唐辛子に漬け込んだものです。賞味期限は、たらこと同じ。冷蔵で1週間程度、冷凍たらこで3ヶ月程度が目安です。

賞味期限切れのたらこはどうなる?腐ったときの見分け方

※画像はイメージです

たらこはスケトウダラを生のまま漬けているため、それほど日持ちしないのが特徴です。たらこが腐ると、刺激臭や腐敗臭がします。ほかにも、表面がべたついたりほぐすと糸をひいたりするときも傷んでいるおそれが高いです。

上記以外でも、少しでも違和感があるときは食べるのをやめてくださいね。

賞味期限切れのたらこは加熱すれば食べられる?

賞味期限切れのたらこであっても、前述の品質保持期間内であれば加熱調理して食べることができます。ただし、品質保持期間を大幅に過ぎたものや、腐敗したたらこは加熱しても食べることはできません。カビが生えたものも同様です。

なお、カビは見えない部分にも広がっています。そのため、カビが生えた部分を取り除いても食べることはできません。いずれの場合も、食べると健康を損なうおそれがあるため、すみやかに廃棄してください。

たらこを日持ちさせる保存方法

たらこは塩蔵加工されているとはいえ、生もののため傷みやすいです。できるだけ日持ちさせるために、適切な保存方法を覚えておいてくださいね。

冷蔵保存

たらこは空気に触れると傷みやすいので、パックや容器から出してひと腹ずつラップに包んでから冷蔵保存すると良いですよ。ラップに包んだら、ジップ付き袋に入れてチルド室へ入れます。

素手で触ると雑菌がついてしまうおそれがあるため、必ず清潔な箸を使ってくださいね。
また、空気に触れる面ができるだけ少なくなるよう、切らずにそのまま冷蔵するのがおすすめ。基本的にパッケージの賞味期限内に食べ切ってください。

なお、切ってから冷蔵するときは、清潔な包丁とまな板を使ってラップ越しに押さえるように切ると良いですよ。ひと腹分ずつラップで包んでチルド室へ。こちらは2~3日内に食べ切ってください。
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