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デコポンとは
デコポンは、ミカン科ミカン属の柑橘です。1972年に長崎県の農林水産省果樹試験場で誕生しました。品種名は、生産を始めた地域に関連して「不知火(しらぬひ)」と呼ばれています。
なお、デコポンという名前で出荷・販売するためには条件があります。不知火のなかで、糖度13度以上であること、クエン酸1.0以下であることなど、柑橘類のなかでただひとつ全国統一された基準「全国統一糖酸品質基準」を満たしたものだけと定められています。
なお、デコポンという名前で出荷・販売するためには条件があります。不知火のなかで、糖度13度以上であること、クエン酸1.0以下であることなど、柑橘類のなかでただひとつ全国統一された基準「全国統一糖酸品質基準」を満たしたものだけと定められています。
特徴
デコポンの重さは200~280gほど。温州みかんが約80~150gほどなので、とても大きいことが分かります。てっぺんがこぶのように出ているのが特徴です。「凸(でこ)があるポンカン」から名付けられたともいわれています。
果肉はオレンジ色でやわらかく、ジューシー。薄皮ごと食べることができますよ。
果肉はオレンジ色でやわらかく、ジューシー。薄皮ごと食べることができますよ。
主な産地
デコポンは全国シェア40%以上を熊本県が占めています。次いで愛媛県や和歌山県で多く栽培されています。
デコポンの旬と収穫時期
デコポンの収穫時期は、地域によって違いがあるものの、ハウス栽培は12月~2月頃に収穫・出荷されます。露地物は12月~1月に収穫し、貯蔵庫で追熟させたものが2月頃から出回ります。
貯蔵されたデコポンは5月頃まで流通しますが、一番おいしいのは完熟の露地物。3月下旬から4月初旬に収穫されますよ。
貯蔵されたデコポンは5月頃まで流通しますが、一番おいしいのは完熟の露地物。3月下旬から4月初旬に収穫されますよ。
デコポンの食べ頃は?
デコポンは収穫後に追熟させてから流通するため、買ってすぐに食べることができますよ。日持ちは1週間程度。果物のなかでは比較的日持ちします。
室温が低ければ常温保存可能です。高温多湿だとカビが生えやすいので野菜室で保存しましょう。野菜室に入れるときは、乾燥しないように1個ずつナイロン袋に入れてくださいね。
室温が低ければ常温保存可能です。高温多湿だとカビが生えやすいので野菜室で保存しましょう。野菜室に入れるときは、乾燥しないように1個ずつナイロン袋に入れてくださいね。
デコポンのむき方
デコポンの皮は意外とやわらかく、みかんのように手でむくことができます。ヘタの出っ張りにペティナイフで切れ込みを入れてから手でむいてもOK。小房に分けて薄皮ごといただきましょう。
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