下ごしらえ

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干ししいたけを分量の水(200cc)に浸し、冷蔵庫で4~6時間置きます。時間がない場合は、干ししいたけの石づきが下になるよう水に浸してラップをふんわりかけ、電子レンジ600Wで3分ほど加熱します。

作り方

1.野菜を切る

Uli
土付きごぼうは皮をこすって洗い、にんじんとれんこんはお好みで皮をむきます。ごぼうとにんじんはひと口大の乱切り、れんこんは大きめの乱切りにします。干ししいたけは2~4等分に切ります。

2.こんにゃくを塩もみしてゆでる

こんにゃくをスプーンでちぎる様子

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こんにゃくをスプーンでひと口大にちぎります。
塩をまぶしたこんにゃく

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塩大さじ1/2杯(分量外)を揉み込んで3分ほど置きます。
こんにゃくを鍋でゆでる様子

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さっと水洗いしてから3分ゆで、ザルにあげます。

3.さやえんどうを塩ゆでする

さやえんどうを鍋でゆでる様子

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さやえんどうの筋を取り、塩を適量入れたお湯で5秒ゆでて冷水にとります。

4.鶏もも肉をひと口大に切る

切った鶏もも肉がのっているまな板

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鶏もも肉の筋や脂などが気になる場合は取ってから、大きめのひと口大に切ります。小さく切るとホロホロに煮崩れてしまうのでご注意ください。

5.サラダ油で鶏もも肉を炒める

鶏もも肉を鍋で炒める様子

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圧力鍋にサラダ油を入れて火にかけ、鶏もも肉の皮目を下にして並べます。皮に火が通ってきて脂が出てくるまで触らず炒めます。

6.野菜とこんにゃくを加えて炒める

根菜と鶏もも肉を炒め合わせる様子

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鶏もも肉から脂が出てきたら、にんじん、ごぼう、れんこん、干ししいたけ、こんにゃくを加えます。脂を全体に絡めるようにさっと炒めます。

7.調味料を入れて蓋をする

調味料を鍋に注ぎ入れる様子

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干ししいたけの戻し汁、しょうゆ、みりん、砂糖を入れ、蓋をして加圧します。

8.弱火で1~5分加圧する

圧力鍋に蓋をした様子

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圧力がかかって重りが振れたら、弱火にして1~5分加圧して火を止めます。お使いの圧力鍋によって加圧時間は調整してください。高圧で2~4分、普通圧で5分ほど、活力鍋であれば30秒から1分が目安です。

9.圧力が抜けるまで自然放置する

煮汁の多い筑前煮が入っている鍋

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圧力が完全に抜けるまで自然放置してから蓋を開けます。

10.煮汁を煮詰める

煮汁を煮詰める様子

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蓋を開けて強めの中火にかけ、煮汁を具材に絡ませながら煮詰めます。濃いめの味がお好みの場合は、煮汁がほとんどなくなるまで煮詰めます。薄味がお好みの場合は、さっと煮立たせる程度煮詰めるだけで十分です。

11.さやえんどうを散らす

さやえんどうと筑前煮を盛り付けた大皿

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器に筑前煮を盛り、さやえんどうを散らして完成です。

簡単アレンジも。圧力鍋で作る筑前煮のレシピ3選

1. 隠し味は甘酒。砂糖なしの筑前煮

砂糖なしで作る、甘酒入りの筑前煮はいかがでしょう。コク深い甘さの甘酒が隠し味として活躍し、筑前煮の旨味が増します。干ししいたけを水で戻さず、乾燥状態のまま使うので、すぐに作りたいときにぴったりです。

2. 白だし使用。しいたけなしの筑前煮

白だしで作る根菜の炒め煮レシピです。ごま油で具材を炒めてから煮ることで、調味料が食材にしっかり絡みます。肉やしいたけなしで作れるため、冷蔵庫にある根菜で手軽に用意できるのも魅力です。

3. 電気圧力鍋で作る。華やか筑前煮

電気圧力鍋をお持ちの方は、こちらのレシピを参考にしましょう。薄口しょうゆで上品な味わいに仕上げるレシピです。飾り切りの野菜やたけのこが入った筑前煮は、華やかで食感も楽しく、お正月やおもてなしにぴったりですね。

ポイントを押さえて圧力鍋で筑前煮おいしく作りましょう

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圧力鍋を上手に活用すれば、筑前煮を手軽に作ることができます。短時間であっという間に食材がやわらかく煮える圧力鍋は、食材を小さく切らない、加圧時間を調整する、などのポイントを押さえるだけで、頼もしい料理の味方になってくれますよ。圧力鍋を使いこなして、おいしい筑前煮を作ってみてくださいね。

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