ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

横浜中華街の小籠包が業務スーパーで買える!

町中華や “ガチ中華” がブームになっていますね。昔ながらのチャーハンや餃子を提供する街の中華料理店のよさが、再注目されています。

そんななか、おうちで町中華の味を楽しみたい層に、業務スーパーのアイテムが受けているのだとか。この記事では、中でも注目度の高い小籠包をピックアップします。

業務スーパー「正宗生煎包」

Photo by muccinpurin

価格:430円(税込)
この記事で取り上げる小籠包は、日本有数の規模を誇る横浜中華街に店を構える、王府井(ワンフーチン)のもの。横浜中華街周辺に売店とレストランをそれぞれ3店舗ずつ構える有名店です。数ある小籠包を扱うお店の中でも人気が高く、売店には長い行列ができることも。

そんな名店の小籠包が並ばず食べられるって、かなり魅力的ですよね。

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原材料は、豚肉、オイスターソース、砂糖、野菜(生姜、ねぎ)、胡麻油、ゼラチンなど。行列のできる名店ですが、小籠包の材料はごくごく一般的なものがずらり。おいしさの秘訣は味付けや作り方にあるようですね。

香ばしい焼き小籠包スタイル

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小籠包には、せいろで蒸すタイプのものと、蒸したものを鉄鍋やフライパンで香ばしく焼いた焼き小籠包があります。ワンフーチンの小籠包は、焼き小籠包スタイル。

トレーに並んだ小籠包を裏返してみると、食欲をそそるきつね色の焼き目が付いていましたよ。

あふれ出る肉汁。お値段以上のおいしさ!

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上にひだが寄った小籠包とはちょっと違った見た目ですが、レンジで温めた小籠包からはお肉やごま油のいい香りが漂います。底部分に香ばしい色がついていて、とてもおいしそう~。

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写真では伝わりにくいんですが、ご覧くださいこの肉汁を!やさしくレンゲにのせ、厚めの皮を箸で破ると溢れんばかりの肉汁が。そういえば材料にもゼラチンが使われていたので、おそらくスープをゼラチンで固めてあんに忍ばせることで、温めたときに肉汁がたっぷりあふれ出るものと思われます。

スープがこぼれないようレンゲに口をつけてすすり、そのまま小籠包をパクり。ジューシーな肉の旨みが口いっぱいに広がり、小籠包の魅力全開。蒸すタイプの小籠包は中の肉が透けるほど薄い皮を使いますが、ワンフーチンの焼き小籠包はしっかりとした皮で、ややぎょうざ寄り。噛むほどに粉の旨みを感じ、素朴なおいしさです。

トースターで焼くとカリカリに!

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焼き小籠包最大の魅力は、香ばしいカリカリの皮。レンジで温めるだけでもおいしくいただけましたが、完全に解凍した小籠包を焦げない程度トースターで焼いてみてください。

するとどうでしょう、まるで鉄鍋で焼いたばかりのようなカリカリ食感が復活。しっかりとした分厚めの生地なので、香ばしさが加わることで満足度が上がりますよ。

絶品小籠包でおうち町中華を楽しもう!

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業務スーパーで販売中の「正宗生煎包」。横浜中華街の名店が作る絶品焼き小籠包が1個約80円で気軽に味わえる、魅力的なアイテムでした。冷凍ストックしておけば、いつでも町中華を味わうことが可能。本場の味をぜひ堪能してみてくださいね♪
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