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消費期限が切れた肉は食べられる?
消費期限とは、品質の劣化が早い食品に対して表示されている期限です。肉や弁当、生菓子のように、製造や加工後およそ5日以内で劣化のおそれがある食品には、安全に食べられる期限として消費期限がつけられています。
消費期限には0.8の係数がかけられ、短く設定されてはいますが、消費期限を過ぎた場合、食中毒につながるおそれがあるので食べないほうがよいとされています。(※1,2,3)
消費期限には0.8の係数がかけられ、短く設定されてはいますが、消費期限を過ぎた場合、食中毒につながるおそれがあるので食べないほうがよいとされています。(※1,2,3)
食べられない消費期限切れの肉の特徴
特徴
- 変色している(黒っぽい色、灰褐色、黄色)
- カビが生えている
- 異臭がする(酸っぱい、腐敗臭、刺激臭)
- 表面やドリップが粘ついている
消費期限が切れた肉は、見た目やにおいでおかしいと感じる場合、食べないようにしましょう。変色や異臭はわかりやすいため、少しでも異変を感じたら食べるのを中止してくださいね。また、肉の表面や肉から出たドリップに粘りがある場合、雑菌が繁殖しているおそれがあります。(※4)
【種類・状態別】肉の消費期限の目安
牛肉の消費期限
形状 | 保存温度 | 消費期限 |
ブロック | 10℃ | 3日 |
スライス | 10℃ | 3日 |
ひき肉 | 10℃ | 2日 |
冷蔵庫内の温度は通常3~6℃なので、10℃以下で保存した場合の消費期限を見てみましょう。牛肉の消費期限は、10℃以下の保存でブロック、スライスであれば消費期限は3日。
ひき肉はブロックやスライスよりも消費期限が短く、2日となっています。(※3,5)
ひき肉はブロックやスライスよりも消費期限が短く、2日となっています。(※3,5)
豚肉の消費期限
形状 | 保存温度 | 消費期限 |
ブロック | 10℃ | 3日 |
---|---|---|
スライス | 10℃ | 3日 |
ひき肉 | 10℃ | 1日 |
豚肉の消費期限は、10℃以下で保存した場合ブロック、スライスだと3日です。ひき肉は1日と消費期限が短く、加工した次の日までということになります。
期限内に使えるよう買う際に使い道を決めておいたり、すぐ使わない分は冷凍保存したりと工夫が必要です。(※3)
期限内に使えるよう買う際に使い道を決めておいたり、すぐ使わない分は冷凍保存したりと工夫が必要です。(※3)
鶏肉の消費期限
形状 | 保存温度 | 消費期限 |
ブロック | 10℃ | 1日 |
---|---|---|
スライス | 10℃ | 1日 |
ひき肉 | 10℃ | 1日 |
鶏肉の場合、どの形状も10℃以下の保存では加工日から1日が消費期限です。買って帰るときは保冷剤を用いたり、冷蔵庫に入れたら必要以上に開け閉めしないようにしたり、肉の温度が上がらないように気をつけましょう。すぐに使わない分は早めに冷凍保存するのがおすすめです。(※3)
消費期限切れの肉はいつまで食べられるか
消費期限が切れて1〜2日
基本的に消費期限は、劣化の早い食品に表示され、過ぎたら食べないほうがよいとされている期限です。消費期限が1~2日ほど過ぎてしまった肉は、保存状態によっては食べられるかもしれませんが、0.8の係数をかけても安全に食べられる期限を過ぎています。そのため、食中毒につながるおそれが。無理に食べないようにしましょう。(※2,3,4)
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