ライター : china0515

フードアナリスト2級

麻布十番「kumasan 麻布」が提案する肉割烹が新富町に

Photo by china0515

2022年6月14日(火)、黒毛和牛に日本料理を組み合わせた肉割烹「うし富味」が、新富町にオープン。肉料理の名店として知られる麻布十番の「kumasan 麻布」が提案する新店です。

同店は日本料理の基本を忠実に、黒毛和牛をはじめとした素材のおいしさを最大限に引き出した料理を味わえるとのこと。この記事では、コースメニューの内容を中心に「うし富味」の魅力をたっぷりとご紹介します。

新富町「うし富味」

Photo by うし富味

「うし富味」があるのは、新富町駅から3分ほどの場所。店内はライブ感溢れるカウンター席で、わずか8席のみ。

麻布十番の「kumasan 麻布」が素材と素材を掛け合わせる ‟足し算の料理” であるなら、うし富味は素材そのもののおいしさを引き出す ‟引き算の料理” とされ、四季折々の食材を黒毛和牛とともにさまざまな調理法で味わえるのだそうです。

ひとつひとつの料理を引き立てる、ペアリングも提供。

雲丹ユッケや極上タン焼き。豪華絢爛のお任せコース

メニューはお任せコース 18,000円(税込)とドリンクペアリング 7,000円(税込)のみ。料理人が丁寧に仕上げる料理を五感で楽しめるコースとなっています。

ここからは、コースのなかでもとくに印象に残った料理の品々をご紹介していきましょう。

客席から歓声の上がる「雲丹ユッケ」

Photo by china0515

ひと品目に登場したのは、宮城県の雲丹を贅沢に使用した「雲丹ユッケ」。その華やかな見た目に、カウンター席の各所から小さな歓声が上がります。

雲丹の甘みと肉の旨み噛むほどに絡み合い、キャビアの塩味と食感がアクセントになっています。

食べる楽しみを感じられる「八寸」

Photo by china0515

この日の「八寸」は、上ミノ三つ葉浸し、茄子、万願寺とうがらし、ハツ黄ニラオイル、稚鮎唐揚げ、ローストビーフ。

食感や味わいのことなる品々は、食べ進めていくたびに楽しさを感じさせてくれます。組み合わせの妙にも感動。

塩昆布で繊細な旨みが加わった「タン刺し」

Photo by china0515

うし富味の代表メニューである「タン刺し」。塩昆布との相性がよく、ほのかな塩味と昆布の旨みがタンの甘みを引き出します。刺身でしか味わえないサクッとした食感も魅力的ですね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ