ライター : t.oshida

グルメライター

名古屋名物「きしめん」とは?発祥や特徴

名古屋めしに限らず、愛知県のソウルフードとして名高い「きしめん」は、現在の愛知県刈谷市の名物だった「平打ちうどん」がルーツとされています。

だしの味が染み込みやすく、しっかりした味付けのきしめんは、濃い目の味を好む名古屋人の食文化にも合ったようです。

きしめんは日本農林規格で麺の形状が決められていて、乾麺の場合、幅4.5mm以上、厚さ2.0mm未満。生のきしめんは厚さ1mm、幅7~8mmのものが一般的です。

喉ごしは非常になめらか。弾力もあって食感はやわらかですが、しっかりした歯ごたえがあるのが特徴です。

【10位】幅広きしめんが人気「芳乃家」(桜山)

Photo by 矢澤博之

「芳乃家(よしのや)」は創業が昭和30年。名古屋市昭和区の住宅街で長年愛されている、きしめんの名店です。うどんや蕎麦までメニューが豊富ですが、きしめんのインパクトが圧倒的なんです。

もともと幅が広いきしめんですが、「芳乃家」は通常の4〜5倍程の幅の極太きしめんが食べられることで一躍人気となったのです!

冷やし山菜きしめん

Photo by @hyodolog

800円(税込)
「芳乃家(よしのや)」のきしめんは、練り込んだあとにひと晩熟成させ、2日間かけて仕上げます。厚みがありしっかりとした歯ごたえ。

ムロアジからとっただしに、たまりしょうゆを合わせただしは、見た目以上にサラッと甘く奥深い味。きしめんとセットで丼メニューの注文をする方も多く、おいしいと評判です!
店舗情報

【9位】名物!かつカレーきしめんが話題「きしめん家 天むす比呂野」(川名)

Photo by 矢澤博之

「きしめん家 天むす比呂野(ひろの)」の始まりは、初代の自宅を改装して始めた「珈琲屋 比呂野」がきっかけ。その後とんかつ、うなぎと業態を増やし、2017年にきしめん家 天むす比呂野が誕生しました。

すべての業態が隣り合わせになっていることから、気になるメニューの食べ歩きを楽しむこともできちゃいます♪

かつカレーきしめん

Photo by @minimalist.gourmet

1,450円(税込)
ツルツルの食感とモチモチした歯ごたえのきしめんにマッチするよう、独自でスパイスを配合。辛さは控えめでまろやかで、小さなお子様でも食べやすいです。

系列店「とんかつ家 比呂野(ひろの)」のロースカツがサクサクのままのっていて、ボリュームたっぷり!セットで天むすが付いてくるのも嬉しいサービスです。
店舗情報

【8位】名物の桜天と合わせて「手打麺舗 丸一」(上前津)

Photo by 矢澤博之

「手打麺舗 丸一(てうちめんほ まるいち)」は明治30年創業、100年以上の歴史を誇る老舗。静岡から取り寄せる新鮮な生桜えびを贅沢に使った「桜天」が大人気です!サクサク食感や桜えびの香ばしさが味わえます。

伝統的な技法で仕上げるきしめんは、地元の方だけでなく著名人からも長年愛され続けているのです。日曜日と祝日が定休日なので、事前にチェックしてから来店してくださいね。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。店舗によっては、休業や営業時間を変更している場合があります。
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