ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

テレビ番組で紹介された!業スーの注目調味料「酸姜醤」

Photo by muccinpurin

これまで、数々のヒット調味料を生み出してきた業務スーパー。この記事では、SNSや人気の家事番組での放送をきっかけにファンを増やし “一度食べたら手放せない……” という中毒性のある「酸姜醤(サンジャンジャン)」をピックアップします。

かつてmacaroniでもその便利さをご紹介した、「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」や「塩葱醤(エンツォンジャン)」と同じシリーズの酸姜醤。

酸姜醤という名前だけ見ると、酸っぱいイメージがありますが……気になる味わいと使い方アレンジをご紹介します。
姜葱醤と塩葱醤のレビューはこちら▼

業務スーパー「酸姜醤(サンジャンジャン)」

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価格:213円(税込)
酸姜醤は、刻んだ生姜のオイル漬けにさまざまなスパイスを加えた中華風調味料。姜葱醤や塩姜醤同様、その使い勝手のよさから数々のメディアで取り上げられ、その度にSNSを賑わせてきました。一時は品薄状態の店舗も見られ、業務スーパーをはしごして買いまわる人もいたほど。筆者が訪問した店舗でも、多くの人が手に取り残り少ない状態でしたよ。

酸という文字が付くだけにやや酸っぱいことが予想されますが、オレンジをモチーフにしたパッケージデザインを見てみるとやや辛そうな気配も漂います。

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原材料は、しょうが、ひまわり油、醸造酢、落花生、しょうゆ、食塩、砂糖、魚醤、乾燥唐辛子、乾燥にんにく、ごま、ごま油、乾燥玉ねぎ、コリアンダーなど。

基本的な調味料に加え、乾燥玉ねぎや乾燥にんにくといった香味野菜、コリアンダーや乾燥唐辛子などのスパイスが入り、複雑な旨みが予想されます。

生姜好きにはたまらないシャキシャキ感

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スプーンですくってみると、想像以上に生姜がゴロゴロ。液体部分はほぼなく、粗みじんになったしょうがに調味料が絡んでいるような感じです。生姜の粒の大きさが絶妙で、食べる調味料感満載。噛むごとにシャキシャキと音を鳴らし、生姜のピリッとした辛さが染み出してきます。お酢が入ることでさっぱり感があり、マイルドな旨みを感じられますよ。

見た目が真っ赤なので激辛に見えますが、乾燥にんにくや乾燥玉ねぎの旨みが溶け出し、で普通の辣油と比べてまろやか。とはいえお子様には刺激が強いので、大人だけが楽しむのがベストです。

ひと瓶に180g入りで213円という驚きプライスで、買うつもりがなくても試し買いしてハマる、という方も多いようです。

酸姜醤を使った簡単アレンジ2選

1. 酸姜醤で冷奴のマンネリを解消!

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まずは王道中の王道、冷奴にのせてみましたよ。温かい季節の “あとひと品” によく登場する冷奴。ですが、醤油をかけて薬味をのせるだけだとどうしても飽きてしまうんですよね。

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オイルごとかけることで、調味料と薬味の役割を一気に担ってくれます。酸っぱ辛い酸姜醤をかけることで、生姜のシャキシャキ感が加わり、食感のいいアクセントに。たんぱくになりがちな冷奴の満足度が格段にアップし、豆腐の甘みがより際立ちますよ。

酸姜醤を使えば、冷奴のマンネリを脱却できそう。特に暑い季節に食べたくなる、パンチの利いた味わいです。

ほかにも餃子の漬けだれにラー油代わりに加えたり、フォーや塩系のラーメンに溶かして味変にも使うことができそうですよ。

2. 炒めものの味付けに

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ごはんや豆腐にかけるだけでも使える手軽な酸姜醤ですが、調味料としても優秀なんですよ。炒めた鶏ひき肉に塩こしょうをして酸姜醤で味付けすれば、あっという間にオリジナルの中華風そぼろが完成。

温かいごはんにのせれば、さっぱりピリ辛の肉そぼろがごはんを次々かっさらっていきます。

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しょうがをみじん切りにしたリ、調味料を細かく計量する手間が省けるので時短に繋がります。さっぱりとした風味の中にラー油のピリ辛味が加わり、ごはんが止まらないおいしさですよ。

そぼろのほかにも納豆にいれたり、たまごかけごはんの調味料としても使えそうですよ。

酸っぱ辛好きさんは常備必須!

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SNSのウワサ通り、一度食べるとそのシャキシャキ感と絶妙なすっぱ辛さにハマること必須。具材ゴロゴロ系の調味料はかけるだけはもちろん、味付け調味料としても優秀なので、持っておいて損はありませんよ。

“生姜のピリ辛が好きだけど、刻むのが面倒で……” という生姜ラバーさんにおすすめした調味料です。
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