1. スマホを財布にする

「手元のスマホケースを財布にすること。スマホは必ず持ち歩くものなので、スマホ決済をメインにしつつ、ケース内側に折り畳んだ一万円札だけお守り代わりに入れておくことからはじめてもいいかもしれません。

カードも最低限は持ち歩きたいという人は、手帳型ケースのようなカード収納付きのものを使うのも手です」(しぶさん)

2. そのカードが本当に必要なのか見直す

「ポイントカード類は『月2回以上使うものしか入れない』など、自分なりにルールを決めます。これから新しく作る場合は、何度も通って本当に必要だと思ったら作るくらいでもいいと思いますよ。

キャッシュカードの数(=口座の数)が必要以上に多くなってしまっている場合は、お金の管理自体を見直すことも大切です」(Nozomiさん)

3. 小銭やレシートを溜めないクセをつける

「とにかく溜まりがちになる不要なレシート、領収書類をこまめに手放すこと。それと現金派の人が陥りやすいのが、小銭がジャラジャラと溜まってしまう状況……。慣れるまで意識的に使うようにしましょう」(Nozomiさん)

「こまめに整理整頓し、必要最小限を保ちます。財布も部屋と同様で、持ち物を増やしすぎると窮屈になり、持ち主のお金や生活にダイレクトに影響します」(ますみさん)

財布を見直すことで、お金の流れも変わる

5人のミニマリストの方に話を聞いた結果、みなさんがミニ財布を使っているわけではなく、マネークリップやスマホケースを財布の代用にするという方法も知ることができました。積極的にキャッシュレスにする、レシートや小銭を増やさないなどもポイント。

ミニ財布、もしくは財布を持たないことによるメリットとしては、持ち物が減るだけでなく、お金への向き合い方も変わり、結果的に節約や貯金に繋がったという人が多いようですね。

「今年こそは節約を成功させたい」「ミニマリストな暮らしをしてみたい」と思っている方は、ぜひ財布から見直してみてはいかがでしょうか。

取材・文/倉持美香(macaroni 編集部)

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