4. 生地を台に叩きつけてこねる

Photo by Uli

バターが完全に生地になじんだら、両手で生地を持ち上げ、台に叩きつけてまるめる作業を10分以上繰り返します。生地を伸ばしたときに、指がしっかり透けて見えるような薄い膜になるまで叩きこねます。

※左手に生地を持ち、右手でカードを持って生地をすくうように打ちつけると、右手がきれいなまま作業できます。この工程で食感が決まるので、妥協せずにしっかりこねてください。

5. まるめて発酵させる

Photo by Uli

表面が張るように生地をまるめ、ボウルに入れてラップをかぶせます。28℃前後の室温で60~90分ほど、生地が2倍程度になるまで発酵させます。

6. 冷蔵庫でひと晩置く

Photo by Uli

生地をかるくおさえてガスを抜き、バットや保存容器など、底が平らな容器に生地を移します。手に打ち粉をつけて表面を平らにならし、生地が乾燥しないようにしっかりラップをして冷蔵庫で8~16時間置きます。

7. 生地を分割して休ませる

Photo by Uli

冷やして硬くなった生地を台に出し、生地の重さをはかって8等分に切り分けます。手に打ち粉をつけてまるめ、ラップをかけて室温で20分置きます。

※生地を触りすぎるとバターが溶けてくるので、簡単にさっとまるめてください。

8. 生地にくびれを作る

Photo by Uli

生地をまるめなおし、とじ目が左側になるように台に置きます。生地の右側1/3~1/4を分けるように、小指の側面で生地をころがします。生地にくびれがついて、ひょうたんのようになります。

9. 型に入れる

Photo by Uli

くびれている部分をつまむように持って、大きく分けた生地を型に入れます。指先が型の底につくまで、つまんでいる小さい生地を大きい生地に押し込みます。しっかり押し込むと焼いたときに頭が落ちるのを防ぐことができます。

※バターが溶けてしまうので、生地を触っている時間が長くならないよう注意してください。

編集部のおすすめ