やま幸 本まぐろ大トロ

Photo by macaroni

一貫 720円(税込)
きらきらとにじみ出る脂が食欲をそそる大トロ。それでいて身がだれておらず、まぐろ本来の香りも感じられます。脂はしっかりのっているのに、クドさがなくきめ細やかな旨みですね。さすがはやま幸のまぐろ!

同店の価格ラインのなかでは少々高めですが、実際の値打ちを考えたら頼むべきひと品といえるでしょう。

有頭ぼたん海老

Photo by macaroni

一貫 930円(税込)
豊洲で仕入れた天然のぼたん海老は、大ぶりなのに繊細な味わい。海老の旨みとシャリのやさしい甘みが口の中で溶け合っていく瞬間は、幸せそのものです。

一緒に添えられた頭は単なる見栄えではなく、旨みの詰まった味噌を楽しめますよ。これをつまみに日本酒をくいっと飲みたい……。

自家製小肌

Photo by macaroni

二貫 510円(税込)
江戸前鮨の王道である小肌は店によって、酸味や食感の塩梅に違いがあらわれやすいタネ。同店の小肌はふわっとやわらかい質感が特徴で、食べやすいですね。これは塩を薄くまぶし、長い時間漬けているからだそう。

個体の大きさによって、塩や漬け時間を調整しているというから驚き!それこそ回転寿司の範疇をこえたこだわりです。

本日の厳選うに小鉢

Photo by macaroni

一貫 620円(税込)
うには「鮨 銀座おのでら」総本店でも人気を集めている、厳選された北海道産のものをふんだんに使用。殿さまのお部屋のような金の器に鎮座するうには、しっとりと艶めいています。

ミョウバンではなく塩水に漬けられたものなので、特有の臭みはありません。うにが苦手な人でも、つい好きになってしまいそうなクオリティなのではないでしょうか。

自家製煮穴子

Photo by macaroni

一貫 620円(税込)
小肌同様、江戸前鮨には欠かせない穴子。笹の葉をしいて焼くひと手間によって、香りがぐっと豊かになっているようです。ふっくらと焼き上がった身はほぐれるような食感で、噛むごとにふわっと消えていきます。

穴子の中骨から出汁をとった、自家製のこっくりとしたツメ(たれ)も名脇役。

「立喰鮨 銀座おのでら本店」にも注目!

Photo by ONODERA GROUP

同日にオープンするのは、回転寿司だけではありません。店頭には「立喰鮨 銀座おのでら本店」が併設されています。

江戸前の伝統である立喰鮨のスタイルに、越前焼でしつらえられた食器。こちらも同様に坂上料理長監修のもと、旬や時季に合わせた厳選食材が豊洲から毎朝直送されます。

忙しい日のひとりランチにも、サクッと鮨を楽しめそうですね(人気のあまり行列ができなければの話ですが……)。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ