おすすめの食べ方

イイダコは甘みとほどよい旨味を持っていて、熱を通しても硬くなりにくいという特徴があります。そのため、煮物やおでんにして食べるのがおすすめ。そのほかパスタやトマト煮込み、アヒージョなどにしたり、炒め物にしたりするのもおいしいですよ。

ミズダコの旬・産地・おすすめの食べ方

※画像はイメージです
「世界で一番大きなタコ」といわれるのがミズダコです。大型のものは全長3m・体重30kgほどと非常に大きくなり、その名のとおり身は水っぽくやわらかいのが特徴的。

一生に一度だけ産卵するのも特徴で、子ダコが育ち、手元を離れると力尽きて死んでしまうといわれています。

ミズダコの主な産地と旬

ミズダコは北太平洋に広く生息していて、世界的に有名な産地は北アメリカ沿岸やカナダです。寒い地域を好む性質があり、日本では北海道や青森県、福島県などで漁獲されていますよ。

旬の時期は冬で、11月~3月頃とされています。主な産地である北海道では12月~2月にかけてが漁の最盛期で、「漁り(いさり)」という独特の仕掛けで水揚げしていますよ。

おすすめの食べ方

イイダコ同様、火を通しても硬くなりにくく、水分が多いため身がやわらかく、甘みがあります。そのため、お刺身やしゃぶしゃぶで楽しんだり、煮込み料理に使ったりするのがおすすめ。また、卵巣や白子、烏トンビ(口)など、身以外の部位も好まれています。

ヤナギダコの旬・産地・おすすめの食べ方

ヤナギダコは丸い頭と長い腕が特徴的。マダコと同じくらいの大きさですが、やや安価に取り引きされることが多い種類です。

名前の由来は、柳の葉に似た「ヤナギムシガレイ」と同じ水域に生息していることから。生で食べられることは少なく、ゆでた状態で流通することがほとんどです。

ヤナギダコの主な産地と旬

主に太平洋沿岸でよく漁獲される種類で、とくに有名な産地が北海道。北海道の日本海側でも漁獲されますが、太平洋側に比べると少量といわれています。そのほかの産地としては、福島県や岩手県が知られていますよ。

旬の時期は秋から春にかけてと、ほかの種類に比べておいしく食べられる期間が長いのが特徴です。
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