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タコの種類によって旬の時期は異なる
日本で主に食用として食べられているタコの種類は「マダコ」「イイダコ」「ミズダコ」「ヤナギダコ」の4種類。実のところ、タコの旬の時期は種類によって異なるんです。
そこでこの記事では、タコの種類ごとに旬の時期や主な産地を紹介。それぞれおすすめの食べ方についても触れますよ。
そこでこの記事では、タコの種類ごとに旬の時期や主な産地を紹介。それぞれおすすめの食べ方についても触れますよ。
マダコの旬・産地・おすすめの食べ方
食用のタコのなかでも、もっとも食べられている種類がマダコです。一般的に日本でタコといえば、マダコを指すことがほとんど。
マダコの全長は60cm程度で、太平洋や日本海、大西洋、地中海など、世界中の幅広い地域に生息していますよ。スーパーでは生の状態ではなく、ボイルされて売られていることが多いですね。
マダコの全長は60cm程度で、太平洋や日本海、大西洋、地中海など、世界中の幅広い地域に生息していますよ。スーパーでは生の状態ではなく、ボイルされて売られていることが多いですね。
マダコの主な産地と旬
日本では北陸から九州まで幅広い地域で水揚げされますが、主な産地とされるのは「明石だこ」で有名な兵庫県をはじめ、瀬戸内海沿岸地域や三陸地方などです。
旬の時期は産地によって異なりますが、瀬戸内海のものは6~9月頃、三陸地方のものは11~12月頃が旬とされています。
旬の時期は産地によって異なりますが、瀬戸内海のものは6~9月頃、三陸地方のものは11~12月頃が旬とされています。
おすすめの食べ方
塩ゆでして食べるのはもちろん、新鮮なものならお刺身にして食べても美味です。そのほか定番のたこ焼きや、きゅうりや海藻と和えた酢の物、から揚げにしても。アヒージョやマリネなど、洋風のレシピにしてもおいしいですよ。
イイダコの旬・産地・おすすめの食べ方
イイダコはマダコ科の一種ですが、マダコに比べるとかなり小さなタコです。身体は人間の拳大くらいのサイズ感で、こぶりなタコとして知られていますよ。
イイダコは漢字で「飯蛸」と書きますが、これは旬の時期になるとメスの胴体に卵がぎっしりと詰まり、まるで米粒のように見えることからきているとされています。
イイダコは漢字で「飯蛸」と書きますが、これは旬の時期になるとメスの胴体に卵がぎっしりと詰まり、まるで米粒のように見えることからきているとされています。
イイダコの主な産地と旬
イイダコは北海道以南の日本沿岸や朝鮮半島、中国沿岸にかけて生息していて、国内の主な産地は瀬戸内海沿岸の香川県や兵庫県、愛媛県や愛知県の三河湾などです。そのほか、熊本県や福岡県も産地として知られています。
冬から春にかけてが産卵期になるので、イイダコの旬の時期は春。とくに卵を抱えているメスが好まれていて、非常に美味だとされています。
冬から春にかけてが産卵期になるので、イイダコの旬の時期は春。とくに卵を抱えているメスが好まれていて、非常に美味だとされています。
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