マルコリーニカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

3,080円(税込) コーヒー、サラダ、チョコアイスつき
カレーはしっかりとした辛さの欧風。そしてくっきりとしたチョコの風味が!

素晴らしいのは、全体がチョコの甘さなのではなく、カレー自体は辛く、ところどころからチョコのほろ苦さと酸味が現れてくるところ。カレーをじっくり煮込む後半に、エクアドル産のチョコレートフレークを投入しているそうです。

さらに具材の牛肉のクオリティがまた素晴らしい。スプーンで切れるほどやわらかいブロックのバラ肉で、ときどきチョコが沁みているのもたまりません。チョコレートカレーとしても、欧風カレーとしても掛け値なしに素晴らしいカレーです。

食後のコーヒー、濃厚なチョコレートアイスも合わせて至福のひとときが過ごせますよ。
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4. 銀座・京橋の、特別なテイクアウトカレー「京橋屋カレー」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

2006年にオープン、独創性の高いオリジナルカレーを提供し続けてきたお店なのですが、ご主人がたばこの有害物質による化学物質過敏症を発症。洗剤などの香料をまとったお客さんの入店でも、通常の対面営業が困難に……。

お店側は店頭やSNSなどでその旨を熱心に伝えていましたが、化学物質過敏症への世間の理解はなかなか進まず、2018年4月よりテイクアウトを軸とした営業へと方向転換。奇しくもコロナ時代より早く、テイクアウトや冷凍宅配などに対応したカレー店となりました。

テイクアウトに特化したお店だけに、そのクオリティは驚くべきもの。これからの季節、公園で香り高いカレーを楽しんでみては?2週間前からの電話予約も可能ですよ。

ツインカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,800円(税込) 辛口伊達鶏カレー(下)、ときえカレー(上)
ライスは有機玄米か白米が選べ、白米は北海道の「ななつぼし」を使用しています。カレーには可能な限り有機野菜を用い、食材はすべて無添加、小麦粉不使用。グルテンアレルギーをもつ方でも安心していただける仕立てです。

「辛口伊達鶏カレー」は、しっかりした筋肉質の伊達鶏でガツッと辛口に仕立てたカレー。和食のようでもあり中南米料理のようでもある、とても独特なカレーです。

「ときえカレー」は、「と」=鶏肉、「き」=キャベツ、「え」=海老を軸に、バジルやカロンジなど香り高いスパイス&ハーブで仕上げた、これまた個性派のカレー。個人的なポイントは海老。保水剤で不自然にプリプリなものが巷にあふれるなか、自然な噛み心地が嬉しいのです。

細部から伝わる、素材へのこだわりと丁寧さ。胃もたれしない、カラダにやさしくおいしいカレーをぜひ、試してみてください。
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5. 南インド・マンガロール料理の、特別な名店「バンゲラズキッチン」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

日本唯一の南インド・マンガロール料理店として2018年にオープン。

港町マンガロールならではの海鮮スパイス料理を中心に、食材選びから調理・盛り付けに至るまで徹底的にこだわった料理を提供し、2年目にして早くもミシュランガイドのビブグルマンとして掲載。南インド料理の有名店がそろう銀座でも、屈指の名店としての地位を確立しました。

他店にはない珍しいインド料理あり、スパイスカクテルあり(ノンアルも)、スペシャルなビリヤニあり。銀座ならではの、スペシャルなディナーを楽しみつくしましょう。

マナガツオビリヤニ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

3,050円(税込)
都内トップクラスのクオリティを誇る「バンゲラズキッチン」のビリヤニ。さまざまな具材が選べるのですが、マンガロールならではの世界を楽しむならシーフード。

なかでもマナガツオはインドで高級魚として扱われるだけあって、その豊潤な脂とバスマティライスとの相性が最高!ご馳走感が半端ではありません。
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6. 銀座で癒される、特別な隠れ家カレー「銀座ブラン亭」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

創業は1970年。銀座コリドー街の隠れ家カレーとして長く愛されてきましたが、2017年3月、築50年を超える建物の老朽化により一旦閉店。銀座八丁目で2018年、一年間の仮営業を経て、コリドー街へと戻ってきました。

おめかしが必要な銀座の表通りとは異なり、どの年代、どの出身地の人にとっても故郷を感じてしまう……そんな温かさにあふれている空間です。
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