唯一無二の食感の秘密は “二度揚げ“

Photo by china0515

ベルギーフリッツを揚げる際の最大のポイントは、二度揚げ。一度低温で揚げたあと、高温で揚げます。そうすることで外はカリッと、なかはクリーミーな食感に。

これくらい太めだと、通常はホクホクしすぎる、ポテトというよりふかした芋の仕上がりになってしまいがちですが、そんなことは一切ないのだそう。

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見てください!この輝く黄金色。カリッと揚がったポテトのいい香りが、店内中に広がり、食欲をかきたてられます……。

ちなみに土日の営業では、なんと一日に20kg分も揚げているのだそう!

ベルギーから取り寄せた専用器具で味つけ

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揚がったフリッツはボウルに移し、全体的に塩をまぶします。このボウルも現地の専門店では必ず使われているそうで、わざわざベルギーから取り寄せたとのことです。

ここからが見どころ。ボウルを振って、ベルギーフリッツを宙に浮かせるんです!カランカランと音を立てながら、混ぜていきます。その音が、しっかり揚がっている証拠なのだそう。

はじめて見る光景に、まるでベルギーへトリップしたかのような気分になり、ワクワクしてしまいました。

ベルギーではマヨネーズと食べるのが定番!

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本場のベルギーフリッツは、マヨネーズと一緒に食べるのが定番。日本ではケチャップのイメージが強いので、意外ですよね。

メニューを見てみると、「マヨネーズ」や「明太マヨ」といった馴染みのあるものから、「甘味噌マヨ」「ガーリックアボカドマヨ」など変わり種もラインアップ。贅沢な「じっくり煮込んだホロホロ牛すじ」や「ラクレットチーズ」まであります。

このように現地のフリッツ専門店でも、さまざまな種類のマヨネーズが置いてあるとのこと。

それではお待ちかね、macaroni 編集部がいただいたメニューをご紹介していきます。

1. ベルギーマヨ(アンダルースソース)

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540円(税込)※TALLサイズ
アンダルースソースは、現地でも定番のマヨネーズ。マヨネーズにトマトペースト、香辛料を加えたソースです。

ベースのマヨネーズは、数々の商品を試食してベルギーのものに近いものを厳選したそう。全卵で作られているので、一般的なマヨネーズよりもさっぱりとした味わいが特徴です。

ちなみにこのカウンター、ちょっと不思議な形をしていませんか? 特注したとのことで、穴が開いており、コーンの形をしたカップが入るようになっているんです。ベルギーのフリッツ専門店では定番スタイルだそうですよ。

これまでの概念をガラリと変える食感と味

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いよいよ、初のベルギーフリッツをいただきます!おお〜、カリッとした食感の先制パンチ!と思いきや、なかはしっとりクリーミーですね。さらにじゃがいもの甘みがぐぐっと押し寄せてきました。

じつは筆者、太いポテトはモサモサとした舌触りのイメージで、あまり好みではなかったのですが……。印象がガラリと変わりました。噂のとおり、これまで食べてきたポテトとはまったくちがう食感と風味

アンダルースソースも食べる手が止まらなくなる、やみつきになる味わい。オーロラソースに近いのでしょうか。これはマストで頼むべきですよ!

2. サワークリーム&オニオン

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690円(税込)※TALLサイズ
サワークリームにオニオンを合わせた、さっぱりとした組み合わせ。トップに散らされた小口ねぎの緑が、また食欲をそそりますよね。
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