ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

この記事でわかること

乾燥生姜は生の生姜とは異なり、加熱や乾燥により辛み成分が変化して、胃腸を刺激し、体を温める効果があります。また、ダイエットにも効果がありますが、摂取量には注意が必要です。

この記事では、乾燥生姜の作り方や保存方法、活用レシピもご紹介します。乾燥生姜は料理や飲み物に幅広く活用できるので、ぜひ試してみてください。

乾燥生姜のはたらきは?

普通の生姜とどう違うの?

生の生姜には「ジンゲロール」という辛み成分が多く入っています。「ジンゲロール」には胃腸の働きをよくしたり、殺菌作用や解熱作用があったりします。

ジンゲロールは加熱したり乾燥させると「ショウガオール」という成分に変化。「ショウガオール」は胃腸を刺激し、体全体を温める作用があります。(※1,2)

ダイエットが期待できるって本当?

生姜に含まれる「ジンゲロン」という辛み成分には、血行を促進し代謝をよくするはたらきがあります。「ジンゲロン」もジンゲロールから加熱分解して作られるもので、摂取すると脂肪燃焼を促すことから、ダイエットに役立つといえますね。

一方で乾燥生姜は食べすぎると胃を痛めてしまうため、一日10g程度が摂取目安です。(※2,3,4,5,6)

簡単に作れる!自家製「乾燥生姜」基本の作り方

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調理時間 75
それではさっそく乾燥生姜の作り方をご紹介します。薄くスライスした生姜を乾燥させるだけで、簡単に作れますよ。粉末状に細かくしておけば、料理や飲み物などにパパッとかけられて使い勝手がよくなります。

材料(作りやすい分量)

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コツ・ポイント

  1. 乾燥生姜はいろいろな作り方がありますが、いずれもしっかりと乾燥させることがポイントです。水分が残っていると、保存状態が悪くなりカビが生えてしまうことも。
  2. カリカリになるまでよく生姜を乾燥させたら、食品用乾燥剤と一緒に密閉容器に入れて保存しましょう。

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