ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

おふくろの味!絶品の肉じゃがを作ろう

おいしい家庭料理と聞いて、まず初めに「肉じゃが」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。今回はおいしい肉じゃがの基本レシピについて、豚肉・牛肉・合挽き肉のおすすめ部位を交えてご紹介します。また肉じゃがをリメイクしたアレンジレシピもまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

お肉の種類別!肉じゃが基本レシピ

肉じゃがの肉に使う部位におすすめはあるのでしょうか?それぞれの違いを確認しながら見ていきましょう。

豚肉を使った基本レシピ

豚肉は豚コマに多い肩肉やバラ肉などの薄切りが、肉じゃがにはよいでしょう。短時間で味がしみこみやすく、硬くなりにくい特徴を持ちます。部位によっては余分に油が出てしまうので、煮こむ際にアク抜きなどをするのがおすすめです。

牛肉を使った基本レシピ

牛肉で肉じゃがを作る際は肩ロースの薄切り肉を使うとよいでしょう。柔らかく、こちらも味が染み込みやすいはずです。牛肉はアクが出やすいので、こまめにアクを取り除きましょう。 長時間煮込んでしまうと、お肉がボロボロになってしまうので注意してくださいね。あらかじめさっと炒めて火を通した牛肉を、煮込んでいる途中で加えるのもよい方法です。お肉は小さめにカットした方が他の食材とまとまった味わいが感じられ食べやすいですよ。

合い挽き肉の基本レシピ

人によっては肉じゃがを作る際に合い挽き肉を使用することもあるようです。合い挽き肉を使用すると、肉じゃが全体にお肉の旨味が絡みます。 ひき肉を使う場合には他の食材と煮込むのではなく、炒めて絡めます。炒めたひき肉を他の食材を合わせる作り方が一般的です。野菜と合わせる際に生の状態で合いびき肉を加えてしまうと、肉の臭みが野菜や煮汁に出てしまいおいしくなくなります。合わせるのは炒めたものにしましょう。

ひと工夫で旨みUP!アレンジレシピ

1. 豚肉の肉じゃがアレンジ

味付けの調味料にコチュジャンを加えることで、韓国風になる肉じゃがです。食べる人によって辛さを調整するとよいですよ。 豚バラ肉はひと口大にカット、じゃがいもは少し大きめに切るのがおすすめです。人参や玉ねぎと一緒にフライパンまたは鍋で素材を全て炒めます。ある程度火が通ったところに、調味料を加えて煮こみ、野菜がやわらかくなって全体に味がしみたら完成です。煮込む際は落し蓋を使いましょう。

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