抗酸化作用がある「サポニン」

強い抗酸化作用があるサポニンは、大豆製品に含まれていることでよく知られていますが、らっきょうにも含まれています。

サポニンには、抗酸化作用のほかにも血流をよくしたり、余分な脂肪を蓄積させないようにしたりするはたらきがあるため、積極的に摂りたい成分のひとつです。(※1,9)

栄養を摂るなら生らっきょうがおすすめ

らっきょうを漬けておくと、漬け汁に栄養素が流れ出てしまう場合があります。らっきょうの栄養素をしっかり摂取するためには、酢漬けは控えると良いでしょう。

また、硫化アリルは水に溶けやすいだけでなく、熱にも弱いです。硫化アリルを効率よく摂るためには、薬味やサラダの具材として生のまま食べるのがおすすめです。(※8)

酢漬けの場合は汁ごと

らっきょうを酢漬けにした場合、漬け汁ごと食べれば流れ出た栄養素もしっかり摂ることができます。しかし、汁ごとと言っても限度があるので、栄養素をしっかり摂ることを重視する場合は生で食べてみると良いでしょう。

【Q&A】らっきょうの栄養は食べ過ぎるとどうなる?

A:甘酢漬けを食べ過ぎると食塩の過剰摂取につながってしまう場合があります。

生のらっきょうには食塩が含まれていませんが、甘酢漬けの場合は100gあたり1.9gの食塩が含まれています。栄養価が高く、積極的に食べたい食品のひとつですが、食べすぎには注意しましょう。(※4,10)

【Q&A】らっきょうは毎日食べてもいい?一日何個まで?

A:一日何個までという明確な根拠があるわけではありませんが、一日3~4個までを目安にすると良いでしょう。

らっきょうは適量であれば毎日食べても問題ありません。らっきょうに含まれる硫化アリルは、食べすぎると刺激になってしまう場合があるため、食べすぎには注意が必要です。

らっきょうの栄養を効率よくとるレシピ5選

1. らっきょうとトマトのサラダ

らっきょうのみじん切りを甘酢や白ごまと合わせてドレッシングにして、トマトにかけるレシピ。火を使わずにささっと作れるので、副菜が足りないときにおすすめです。

らっきょうに豊富に含まれる硫化アリルは熱に弱い成分。サラダとして生のまま摂ると、効率よく摂取できます。(※8)
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