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知っておきたいビールについて
お酒は酒税法に基づき分類され、アルコールを1%以上含む商品を「酒類」としています。酒類のなかでも細分化され、ビールは「発泡性酒類」に分類。発泡性酒類には「ビール」「発泡酒」「その他の発泡性酒類(第三のビール)」の3つがあります。
2018年に施行された酒税法改定により、ビールの定義が麦芽比率約67%から50%に変わったことで、果実やハーブを加えてもビールに分類されるように。麦芽比率の変更は、ビールテイストの幅が広がったきっかけになりました。
2018年に施行された酒税法改定により、ビールの定義が麦芽比率約67%から50%に変わったことで、果実やハーブを加えてもビールに分類されるように。麦芽比率の変更は、ビールテイストの幅が広がったきっかけになりました。
ビールと生ビールの違い
「生ビール」に当てはまるのは、製造工程の「ろ過・熱処理」において熱処理をおこなわないビールです。飲食店で出されるビールはもちろん、缶ビールの多くも熱処理をおこなわない生ビール。一方、熱処理を施した「熱処理ビール」は、ほとんどありませんでした。
しかし技術の向上により、熱処理やろ過を行わず酵母が入った缶ビールも販売されるように。「サッポロラガー」や「キリンクラシックラガー」が代表的な熱処理ビールです。生ビールと飲み比べてみると、味の違いがわかりますよ。
しかし技術の向上により、熱処理やろ過を行わず酵母が入った缶ビールも販売されるように。「サッポロラガー」や「キリンクラシックラガー」が代表的な熱処理ビールです。生ビールと飲み比べてみると、味の違いがわかりますよ。
発泡酒・第三のビールとの違い
発泡酒と第三のビールでは、麦芽の含有量と酒税法区分の2つが大きく異なります。
・発泡酒:麦芽50%未満のビール、麦芽が含まれている
・第三のビール:麦芽以外の穀類が原料
2020年10月の酒税法改定により、第三のビールのみ約10円(350mlあたり)値上がり。2021年3月現在は酒税法区分に違いがありますが、2023年10月に第三のビールが発泡酒に統合される予定です。
・発泡酒:麦芽50%未満のビール、麦芽が含まれている
・第三のビール:麦芽以外の穀類が原料
2020年10月の酒税法改定により、第三のビールのみ約10円(350mlあたり)値上がり。2021年3月現在は酒税法区分に違いがありますが、2023年10月に第三のビールが発泡酒に統合される予定です。
缶ビールの選び方
定番ブランドの銘柄を選ぶ
「缶ビールの種類が多すぎてどれにしようか迷う」という方は、アサヒ・キリン・サッポロ・サントリー・ヱビスの“ビール5大ブランド”からチェックしましょう。辛口ビールの代表格である「アサヒ スーパードライ」は、キレのよさとクリアな味わい。男性が飲むイメージが強いですが、ビール好きの女性からも支持を集めています。
味わいで選ぶ
ビールの味わいは、苦味・甘味・酸味・キレ・コクの5つをチェックすることで好みの缶ビールを選べるようになります。缶ビール初心者の方は、苦みが控えめでフルーティーな味わいのビールがおすすめ。ビールらしい麦の味わいが好みの方は、苦みとコクのバランスや香りに注目して選ぶのがポイントです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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