ライター : china0515

フードアナリスト2級

海外初進出!本場の味を堪能できる上海蟹専門店

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日本全国に続々とオープンしている専門店。本企画では、そんな専門店の最新情報をお届けするべく潜入レポートをおこなっていきます!

第2弾で取り上げるのは、日本橋にオープンした上海蟹専門店の「蟹王府(シェワンフ)日本橋店」。上海で5店舗を展開、なんと海外進出は日本がはじめてとのことです。

旬のシーズンのみならず、一年中最上級の上海蟹を楽しめるそうですよ。この記事では、同店の魅力やお手頃なランチメニューをご紹介していきたいと思います♪

前回の記事はこちら▼

日本橋「蟹王府(シェワンフ)日本橋店」

Photo by 蟹王府

2020年12月12日(土)、日本橋にグランドオープンした「蟹王府(シェワンフ)日本橋店」。上海の店舗は、世界的な食通として知られる著名人から「一生に一度は訪れるべき最高のレストラン」と評され、2019年にはミシュラン一つ星も獲得しました。

“プロの技術で育て、厳選した上海蟹を文化を感じながらさまざまな食べ方で楽しんでもらいたい。まだ知られていない上海蟹料理の奥深さを伝えたい ” との想いから、日本支店のオープンに至ったそう。

自社養殖場で徹底管理。生きたまま届けられる上海蟹

Photo by 蟹王府

一般的には9月〜11月にシーズンを迎える上海蟹。蟹王府ではどうして、一年中おいしい上海蟹を提供できるのでしょうか。それは、60年以上の歴史がある上海蟹専門企業・上海成隆行グループが手掛けているから。それもなんと、すべて自社の養殖場で育て上げているのです。

ちなみに上海蟹は、鮮度が高くないと臭みが出てしまって食べられません。日本橋店では上海と同じ条件で提供するため、週に2回、生きたままの上海蟹を空輸しているとのことですよ。

最高品質の上海蟹を育てるためのこだわり

上海蟹は卵から食べられるようになるまで、約1年半もかかります。同社の養殖場では毎シーズン2回出産するところを1回にしたり、十分な重さに達していなければえさを増やして増量するなど、細かい工夫がなされているそうですよ。

最高品質の上海蟹に育てるための徹底したこだわりにより、ベストな素材を提供することができるのですね。“蟹の鮮度の良さはまず甲羅から” といわれるそうですが、蟹王府の上海蟹は色艶がよく、健康なのがひと目でわかります。

お得なランチで上海蟹を楽しむ!担々麺と蟹肉ご飯を実食

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それはそうと「上海蟹ってやはりお高いんでしょう?」そう思ってしまいますよね。たしかに、ディナーコースは25,000円からと、なかなかリッチな価格です。

でもなんと……「蟹王府 日本橋店」では、上海蟹を気軽に楽しめるランチセットを提供

内容は3種類のランチセットとランチ スペシャルコースの全4種類。ランチセットは前菜、小籠包、デザートがつき、メインがそれぞれ「蟹肉入り担々麺」(2,800円)「フカヒレと蟹肉のかけご飯」(3,800円)「ナマコの焼き葱煮込みかけご飯」(4,800円)※の3種類です。

今回編集部は「蟹肉入り担々麺」「フカヒレと蟹肉のかけご飯」の2種類をいただきました!

※消費税・サービス料別

前菜4種盛り合わせ

Photo by china0515

ランチセットの前菜は4種盛り。一つひとつきれいに盛り付けられていて、見ているだけでも楽しめる華やかさですね。

注目すべきは、蟹の形をかたどった上海蟹の煮こごり。ひとくちサイズながらも蟹肉がたっぷり。口の中でホロホロとほどけながら、旨みを残していきます。黒酢の味付けにより、後味はさっぱりしていました。
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