蟹肉入り小籠包1個

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前菜の次は、蟹肉入りの小籠包。1人分用の小さなセイロで、温かいまま提供してくれます。ひとくち目はそのまま、ふたくち目は別添えの黒酢と一緒に。

割った瞬間、蟹の旨みが詰まったスープがたっぷりとあふれ出てきます!蟹の脂によりスープは美しいオレンジ色。上海蟹の出汁を感じる奥深い味がたまりません。小籠包といえど、蟹肉の食感がしっかりとありますよ。

メイン1:蟹肉入り担々麺

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ランチセットのメインのひとつ「蟹肉入り担々麵」。一見シンプルですが、別皿で餡が運ばれてきます。そう、これは蟹肉入りの餡をかけて食べる、贅沢な担々麺なのです!

ああ、期待で胸がはりさけそう……♪

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蟹肉のほかに卵やミソまでたっぷりと使っているため、あんは黄金色です。最初にすべてかけて混ぜながら食べるのがおすすめとのこと。

なんだか躊躇してしまいますが……よーし、担々麺にかけてみましょう!

Photo by 蟹王府

ひゃー!こんな贅沢な担々麺は見たことがありません。担々麺の辛みを感じる香りが一気に蟹の風味に変化。ガラッと印象が変わりましたね。

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まずスープをすすってみると、ごまの香ばしくやさしい甘さが広がります。あとから上海蟹の旨みをガツンと感じますね。

上海蟹が入ることで海鮮の旨みが強くなるのはもちろん、よりまろやかな担々麺に仕上がっています。スープは間違いなく、最後まで飲み干しましょう。

メイン2:フカヒレと蟹肉のかけご飯

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ご飯派の人には「フカヒレと蟹肉のかけご飯」をメインにするのがおすすめ。鍋のなかにご飯と、大きなフカヒレ、上海蟹の肉や卵、ミソたっぷりの餡がかかっています。

当然、上海蟹の餡も魅力的ですが、あまりにも大きなフカヒレに驚きました。ふたつの贅沢食材が使われていながら、3,800円とは破格ですね……。

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主役の上海蟹は大きなフカヒレに存在をかき消されることなく、両方の食材が合わさることで、さらに旨みがひき出されているように感じます。

それだけ上海蟹がたっぷりと入っているということですよね。

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「どこを食べても上海蟹に出会える〜♪」と喜びながら、あまりのおいしさにペロッと完食。最後のほうは、黒酢をかけながらさっぱりといただきましたよ。

量はしっかりあるので、お腹も大満足。

デザート

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ランチセットのデザートは、日替わりです。基本的には杏仁豆腐が多いとのことですが、胡麻プリンだったりもするそうですよ。

この日は特別に、黄金に輝く「桃の琥珀 金木犀風味」をいただきました。桃のほんのりとした甘さと、金木犀のつぶつぶとした食感と風味を楽しめる上品なひと品です。つるんとのどごしでさっぱりとしているので、油を多く使う中華料理のシメにぴったり。

蟹王府のスペシャリテをちらっと覗き見

蟹王府には、より上海蟹を楽しむためのスペシャリテメニューがあります。ランチ、ディナーに関係なくアラカルトで頼めるので、ちょっと奮発して食べてみてはいかがでしょうか。

蟹王府 特製氷結蟹

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3,500円(税別)
上海蟹が生きたまま湖のなかで眠っているかのような「蟹王府 特製氷結蟹」。メニュー名通り、上海蟹を凍らせたまま食べるメニューで、素材そのものを味わえます。

100%の塩水に上海蟹を生きたまま入れて4時間漬け、殺菌しながら細胞壁を壊さずに余分な水分を出して形を成形。塩水を流してから自家製の調味料に1日漬けて、-40度で瞬間冷凍して作られます。

食べながら半解凍になっていくため、ねっとりとした食感が特徴。
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