オレンジ色がかわいい!「みかんごはん」

Photo by あんりちこ

神谷さん:
「キュートな波佐見焼の豆皿に合わせたのは、長崎の名産でもあるみかんを使ったおにぎりです。みかんとご飯の組み合わせに驚かれる方も多いかもしれませんが、見た目のかわいらしさもさることながら、とても簡単でおいしいんですよ!

みかんの果汁で黄色のご飯を炊き、みかんの外皮とあみえびの佃煮を混ぜ込むだけで完成です。お酒のアテにもなりますよ。

みかんの外皮までおいしく食べられる意外性と、かわいらしい見た目でお子様にも喜んでもらえるのではないでしょうか。海苔との相性がすごく良いので、海苔巻きにしたり青のりをまぶしたりするのもおすすめです」

材料(作りやすい分量)

・白米……2合
・みかん……2個
・あみえび(もしくはジャコ)……小さじ1杯
A 白だし……大さじ2杯
A みりん……大さじ2杯
A 酒……大さじ2杯
A 水……大さじ2杯

作り方

1. 米は研いで浸水しておく
2. みかんは外皮をむき、半割りにして果汁を絞る。外皮は残しておく
3. みかんの外皮は、ごく細い千切りにする
4. 米に2Aの半量を入れて、水加減をして炊飯する
5. フライパンに残りのA、あみえび、刻んだみかんの皮を入れ、水分がなくなるまで炒めて佃煮にする
6. ごはんが炊き上がったら、5を混ぜ込む。丸く握ったり、海苔巻きにしたり、お好みの形に整える

華やかな豆皿でひなまつりのお祝いを

Photo by あんりちこ

桃の節句・ひなまつりには、お子様も喜ぶ色とりどりの豆皿と春を連想させる料理で、お祝いのテーブルを作ってみてはいかがでしょうか。色鮮やかでかわいらしい豆皿は、ひなまつりの食卓にいろどりと華やぎを添えてくれることでしょう。

コロナ禍でなかなか思うように外出や旅行ができない毎日が続いていますが、豆皿と神谷さんのレシピを通じて、日本各地の文化や食べものに思いを馳せてもらえたらうれしいです。

取材・文/鎌上織愛(macaroniライター)
写真/あんりちこ(macaroniライター)
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