ライター : macaroni 編集部

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macaroni 編集部 企画ディレクター / おみず
関西出身で寿司屋の娘。よく聞かれるが寿司は握れない。macaroniでは管理栄養士としてヘルス&ビューティーのカテゴリーを担当しているが、仕事終わりのビールがやめられずに困っている。

第2回うつわさんぽ、舞台は「かっぱ橋道具街」

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毎回テーマとエリアを決めて、うつわのショップをさんぽ形式でめぐる本連載。第2回の舞台は「かっぱ橋道具街」。

プロ御用達のイメージが強いかっぱ橋ですが、実は一般客でも利用しやすいお店がたくさんあるんです。今回はここかっぱ橋で、うつわ好きにはコレクターの多い “豆皿” を集めて、豆皿定食を作りたいと思います。

「豆皿」選びのポイントって?

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小さくてかわいい豆皿。しかし、見た目だけで衝動買いしてしまい、持ち帰って並べてみると、なんとなくまとまらない……ということもありますよね。そこで、macaroni料理家きってのうつわ好きで、スタイリングを得意とする はまりに、豆皿選びのコツを教えてもらいました。

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macaroni 料理家 / はまり @hamaly_12
制作会社で広告のスタイリングや企業へのレシピ提供に携わったあとにmacaroniへ。「よそ行き」でないお手軽絶品レシピと、心がふっと軽くなるようなスタイリングでmacaroniの料理コンテンツを盛り立てている。
「豆皿定食用のうつわ選びのコツは、全体のトーンを合わせること。例えば白いうつわでも、青っぽい白なのか、黄色っぽい白なのか。うつわのホワイトバランスを統一すると、形や素材がバラバラでもまとまりが出ます。カラフルなものを組み合わせてもかわいいですが、少し上級者向け。うつわのトーンはそろえて、盛り付ける食材の色で華やかに魅せるのがおすすめです」(はまり)

まずは、「和の器 田窯(でんがま)」へ

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今回は青っぽい寒色系で統一させ、モダンな豆皿定食を目指すことに。うつわのトーンを合わせることを意識しつつ、さっそく豆皿を探します。

まず訪れたのは、東京メトロ銀座線 田原町駅から徒歩3分にある「和の器 田窯(でんがま)」です。

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店内には、国内各地から取りそろえたうつわが、窯元直送ならではのお手頃価格で売られています。スタイリングの知識が豊富なスタッフによって綺麗にディスプレイされた商品は、どれもが魅力的。生活シーンや食卓をイメージしながらうつわ選びを楽しめます。

スタッフの丁寧なアドバイスを受けつつじっくり吟味し、5点の豆皿を購入しました。

圧倒的インパクト!「小松屋」

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かっぱ橋道具街を歩いていると、インパクトのあるお店を発見。圧巻の商品数に思わず立ち止まってしまった、かっぱ橋名物「小松屋」です。和食器・中華食器の卸売りがメインだそうですが、豆皿や箸置きなどの小物も豊富にそろっています。

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店主いわく、壁や床にまでぎっしりと並べられたうつわは、パフォーマンスのひとつなのだそう。「4時間歩けば飲食店開業に必要な用具がすべてそろう」と云われるかっぱ橋では、在庫が豊富であるというアピールが、お客からの信頼に繋がります。

飲食店への販売を主としている小松屋ですが、もちろん、小さな豆皿ひとつから購入することができます。膨大な数のうつわを目の前に、時間が足りない……!と嘆きつつ、3点に絞って豆皿を購入しました。

最後はお盆探し。「風和里(ふわり)」へ

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豆皿定食を作るうえで欠かせないのが “お盆”。最後に、木製のうつわやお盆を豊富に取りそろえる風和里(ふわり)へやってきました。

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入り口すぐの階段をのぼると、大小さまざまなカッティングボードや、ハイジのスープボウル風のうつわなど、乙女心をくすぐるナチュラルな木製商品がお出迎え。これはテンションが上がる……!

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たかぶる気持ちを抑えつつ、今回は寒色系の豆皿に合うよう、落ち着いたトーンのお盆をチョイス。ベーシックな丸盆で、使い勝手が良さそう!さっそく持ち帰って、購入した豆皿と合わせてみました。
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