ライター : Terry Naniwa

編集・企画・ライター

食の世界を取材して30余年。グルマンならではの五感でセレクトした旬の味覚から、 次世代に伝えておきたい日本の食文化を発信中。食の都・大阪在住半世紀超...... 出汁のおいしさを追求…もっとみる

ふりかけと珍味のお店。京都錦市場「櫂」

Photo by 西村仁見

400年もの歴史をもつ京都錦市場。京の台所であり、観光名所のひとつとしてにぎわっている場所でもあります。

110軒を超えるお店が軒を連ねる京都錦市場で、「ふりかけ」をメインに扱っているお店が「櫂(かい)」。錦にお店を構えた当時は珍味中心でしたが、周囲のお店と競合しない品ぞろえのため、個性的でおいしい品を模索するうちに、胡麻を中心とした「ふりかけ」が看板商品に育っていったとのこと。

食べ歩きや試食で人気の錦市場にあって、胡麻のふりかけではインパクトが弱いと思うかもしれませんが、そんなことはありません。試食をして次の店へ歩いて行ったお客さんが、そのおいしさに立ち止り、戻ってくる。そういう場面を数多く目撃しました。櫂のふりかけのおいしさを表しているシーンです。

となれば、このアイテムを使っておにぎりのレパートリーを増やさない手はないと、櫂の店長さんに試食をお願いし、おいしいおにぎりのための最強アイテムを選んでみました。まずは王道のふりかけからご紹介しましょう。

1. 人気NO.1!ふりかけの王道「ごまかつお」

Photo by 西村仁見

香ばしい胡麻とかつおの旨味が絶妙なハーモニーを奏でる、「櫂」の一番人気商品。醤油ベースの素朴で懐かしい味は、年齢を問わず口に合います。

おにぎりに使うなら、ご飯に適量を混ぜて握ってから、仕上げに上から少しまぶすのがおすすめ。おいしさがワンランクアップします。

Photo by 西村仁見

2. コリコリの食感がたまらない「しば漬けめし」

Photo by 西村仁見

しば漬け特有の酸味を抑え、胡麻の風味を加えることで、さっぱりとした味に仕上げたふりかけ。彩りが鮮やかで、食欲を刺激してくれます。

おにぎりに使うときは、ご飯に適量を混ぜ、全体に馴染ませるのがポイント。彩りを生かすためにも三角握りがおすすめです。

Photo by 西村仁見

3. 大人好みの味わい「なっぱめし」

Photo by 西村仁見

国産の新鮮な野沢菜に胡麻とわかめを和えて、しその風味で整えたふりかけ。ほんのり苦味があり、さっぱりとした味をひき立てています。

先の「しば漬けめし」のおにぎりと並べたときの彩りの対比が楽しく、同じ三角握りにすると、よりバラエティ感を演出できます。

Photo by 西村仁見

4. 梅おにぎりの新スタイル「ごま梅」

Photo by 西村仁見

香ばしい胡麻に梅のエキスをコーティング。ほど良い酸味とほのかな甘みが、新しい梅おにぎりの扉を開きます。

ご飯に適量を混ぜて握ってから、仕上げに上からまぶします。梅好きの人は、お好みでたっぷりまぶしてください。

Photo by 西村仁見

5. この刺激がたまらない「ごまわさび」

Photo by 西村仁見

ピリッとしたわさびの風味と香ばしい胡麻が絶妙にマッチ。外国人観光客にも人気のふりかけです。

おにぎりに使うときは、ご飯に混ぜずに、俵型に握ってから全体をコーティングするようにまぶすのがおすすめ。個性派おにぎりとして存在感を発揮してくれます。

Photo by 西村仁見

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