コーヒー豆を挽く方法とは？手動ミル・電動ミル別にバリスタが伝授 (2ページ目)

電動式コーヒーミルの特徴と使い方

Photo by 今野直倫

電動式コーヒーミルとは、自動でコーヒー豆を挽くことができるミルです。

メリットは、手間をかけずにコーヒー豆を挽けること。中価格以上のミルであれば粒度が均一にそろいます。デメリットは、作動音が大きいことです。電動式ミルを夜中に使用するのはおすすめできません。

日中なら問題なく使用できるので、手軽にコーヒーを楽しみたい人におすすめです。

基本の使い方

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電動式コーヒーミルの基本的な使い方は、コーヒー豆をホッパーに入れて、スイッチを押して挽き終わるのを待つだけです。臼歯式・並行刃式の電動式コーヒーミルでは、コーヒー粉が専用の粉受けに入ります。

一方、プロペラ式の電動式コーヒーミルは、本体にコーヒー粉が溜まる構造となっています。

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溜まった粉をペーパーフィルターに移して、コーヒーを淹れましょう。

お手入れ方法

使用後のお手入れは、刷毛やブラシを使っておこないます。コーヒー粉噴出口や粉受け、ホッパー部分に付着したコーヒー粉を払い落としましょう。

コーヒーミルによっては、ホッパーのみ水洗いが可能な場合もあります。どのパーツが水洗いできるか、お手持ちの電動式コーヒーミルの説明書を読んで確認してください。

挽いたコーヒー豆の保存方法

Photo by 今野直倫

挽いたコーヒー豆は、空気や水の出入りを防ぐことのできる「密封容器」で保存するのがおすすめです。直射日光の当たらない、乾燥した冷暗所に保管するようにしましょう。

粉に挽くと、豆のままで保存するよりもおいしく飲める期間が短くなります。保存環境にもよりますが、長くとも1週間くらいが目安です。

1週間以上飲まない場合は、一度に飲む量ずつ小分けにして冷凍庫で保存するとおいしさをキープできます。

ミルを使って挽きたてコーヒーを楽しもう

コーヒー豆は、粉に挽いてしまうとおいしく飲める期間が短くなります。つまりコーヒーは豆の状態で買ってきて、飲む直前に挽くのが一番おいしいということ。

コーヒーミルがあれば、おうちでいつでも挽きたて・淹れたてのコーヒーを飲むことができます。コーヒー好きの人は、ぜひコーヒーミルの導入を検討してみてください。