ライター : 白井シェル

フリーライター

タルト型の代用になるものは?

タルト型は、タルトを焼くときに使う調理器具で、大きく分けて2種類あります。まず、底版が外れるものはフラン型と呼ばれます。型から外すときに下から押し出すことができるため、型崩れがしにくいです。底板と一体型は、そのまま食卓に出すことができます。

このように、タルトを焼くときには専用の型があると便利ですが、頻繁に使用することがないので、持っていない方も多いようです。タルトを焼きたいけれど、タルト型がないときは買うしかないのでしょうか?

諦める前に、身近にあるものでタルト型は代用できるのか調べてみました。今回は、どのような物で代用ができるのかを詳しくご紹介します。

代用を考える際のポイント

タルト型の代用を考えるときは、いろいろな注意点がありそうです。どのようなことに気をつければよいのでしょうか? まず、底の深いものはパイ生地を敷きにくくなるため、なるべく浅いものを選びましょう。深いものを使う場合はひと工夫が必要です。また、金属ではなく耐熱皿を使う場合は、熱が通りにくいため焼き時間の考慮が必要でしょう。 焼きあげたり、作ったりする過程でも代用品によって調節が必要です。そのような調節が面倒であれば、代用型を使ったレシピを探してみるのもよいかもしれません。同じ代用型で作れば、レシピ通りにすることで上手にタルトが焼けますよ。

タルト型の代用になるもの

タルト型の代用品はいろいろあります。意外に身近なもので代用ができますよ。どのようもので代用ができるのか見ていきましょう。

グラタン皿・ココット容器

まず、オーブン対応のグラタン皿やココット容器が代用できます。浅いラザニア用のグラタン皿はタルトに代用しやすいです。作るときには、内側に薄くバターを塗るとタルトが外しやすくなりますよ。 また、グラタン皿やココット容器は金属製のタルト型に比べると、火の通りが悪いため底が生焼けになりやすいです。焼き時間はレシピよりも長めに設定すると、ちょうどいい仕上がりになるでしょう。

スキレット

流行りのスキレットであればオーブンに入れることが可能なため、タルト型の代用になりますね。スキレットはいろんな大きさが販売されているため、小さめのサイズを人数分焼いてもいいですね。分厚いスキレットでは、タルトが固く焼きあがることがあるため注意が必要です。 スキレットを使用してタルトを作ると、そのまま食卓に運ぶことができとても便利です。見た目もおしゃれなため、仕上がりが楽しみですね。

アルミカップ

アルミカップは耐熱温度が高く、オーブンやグリルに対応した商品が多く販売されています。スーパーや100円ショップでも販売されているため、手に入りやすいですね。

アルミ箔に比べると、しっかりとした形で使いやすいです。小さなサイズのものが多いため、プチタイプのタルトを作るときにおすすめ。手みやげやプレゼントに最適なタルトが焼きあがりますよ。
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