ライター : macaroni編集部

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西早稲田から中国グルメを発信「甘露」【編集部員が気になる店 #7】

Photo by 甘露

「中国茶と薬膳スイーツ 甘露(かんろ)」があるのは、JR「高田馬場」駅と東京メトロ東西線「早稲田」駅のちょうど中間あたり。さまざまな飲食店が並ぶ、早稲田通りの路地を少し入ったところです。

Photo by 甘露

階段を降りて半地下の店内に入ると、高い天井のゆったりした空間が。陽が差し込み、居心地のいい雰囲気です。

Photo by emikokuwahara

カウンター上には、見慣れない中国スイーツのPOPが並びます。

店主の向井直也さんによると、2018年10月のオープン当時はスイーツ4~5品程度だったのだそう。2019年の夏頃から、中国にある専門店のスイーツを食べ歩いて研究しながら、トッピングとシロップのバリエーションが豊富な現地同様のメニュー作りを進めていきました。

本場の味を「甘露」流にアレンジして提供するようになってから、ほかでは見られない美しい中国スイーツが食べられるお店として、女性中心に人気が高まったのだそう。

美しいスイーツをさっそく実食!

Photo by emikokuwahara

830円(税別)
汁椀ほどの大きさの器にたっぷり盛られた「玫瑰桃膠双皮奶(メイグイ タオジャオ シュァンピィナイ)」。

まずは言葉の解説を。
・玫瑰(メイグイ):薔薇(バラ)
・桃膠(タオジャオ):桃の樹液
・双皮奶(シュァンピィナイ):広東式ミルクプリン

つまり、「薔薇のペーストを混ぜ込んだ広東式ミルクプリンの上に、桃の樹液を使ったスイーツをトッピングしたもの」。薔薇、桃、ミルクプリン……味わいを想像しただけでうっとりした気持ちに。

そこに、白・紫・黄色の白玉、鮮やかな薔薇のジャムをトッピング。スイーツとしては、なかなかのボリュームです。

Photo by emikokuwahara

まずは「桃膠(タオジャオ)」から。琥珀のような透明感と美しい色に見惚れつつ口に運ぶと、すごくやわらかいグミのような、トロトロ&プリプリした独特の食感。

ほんのりした甘さで、スルスルといくらでも食べられそうです。

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その下の層が、「玫瑰双皮奶(メイグイ シュァンピィナイ)」。これも美しいピンク色で、なんだか食べるだけでキレイになれそう……。

カスタードプリンよりもやわらかく、茶碗蒸しのような食感。こちらも淡い甘みで、体にやさしそうな安心感があります。この食感が、先のタオジャオと絶妙にマッチするのです。

白玉のむっちりした噛み心地も、いいアクセントに。上品な甘みに誘われて、一気に食べてしまいました。

「一度の来店で、3つのデザートを召し上がる方もいるんですよ」と微笑む向井さん。

「シュァンピィナイ」メインのスイーツは9種、「タオジャオ」メインのものは8種。ほかにも「白きくらげ」「あずきのおしるこ」など幅広いので、いろいろ試してみたくなりますね。

「桃膠(タオジャオ)」「双皮奶(シュァンピィナイ)」は、どう作られている?

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“桃の花の涙”との異名を持つ「桃膠(タオジャオ)」。宝石のような塊をひと晩かけて戻し、8時間ほど炊くと、ぷるぷるのスイーツに変身するのです。

なつめシロップやミルクと合わせるのが定番で、白きくらげと合わせることも。

Photo by 甘露

「双皮奶(シュァンピィナイ)」は、直訳すると“ふたつの皮のミルク”。温めたミルクの表面の薄皮を破り、あふれ出たミルクに卵白と砂糖を混ぜてお椀に再び戻すと、底の薄皮が上に浮いてきます。

これを蒸すと、最初にできた薄皮と、蒸したときにできた薄皮の“ふたつの皮”ができるのです。

常時15種類の中国茶、季節ごとの薬膳茶も

Photo by emikokuwahara

店内の壁には、ずらりと並んだ中国茶の缶が。常時15種類ほどの中国茶が店内で楽しめたり、稀少で高価なものがリーズナブルに買えたりするのも同店の魅力です。

また、季節ごとにオリジナルブレンドの薬膳茶も楽しめます。この日いただいたのは、生姜とレモングラスを使った薬膳茶「ジンジャーレモンホワイトティー」。風邪をひきやすい季節にぴったりなのだそう。

Photo by emikokuwahara

780円(税別)
さっぱりした味わいが、スイーツのお供にぴったり。レモンの爽やかさとジンジャーの風味が体に馴染みます。卓上のポットで湯を足しながら二煎ほど楽しめるので、ゆっくり味わいたいですね。

そのほか、「林檎と薔薇のキーモン」(税別880円)、ノンカフェインの「菊花茶」(税別780円)、「八宝茶」(税別880円)など、気になる名前がたくさん。ぜひ、惹かれたものを飲んでみてください。

Photo by emikokuwahara

オリジナル茶缶のシールイラストを描いたのは、店長の張钰若(チョウ・ギョクジャク)さん。早稲田大学大学院在学中の留学生で、中国の四川省出身。四川省のデザートは、張さんの故郷の味を再現しているそうです。

缶のイラストは、張さんが幼少期から習っている中国絵画をもとにしたもの。こういうセンスがあるからこそ、絵画のようなスイーツができあがるのですね。

自宅でも、中国スイーツを楽しめる!

嬉しいことに、スイーツの一部と焼き菓子は、オンラインストアでも購入可能。

おうちで甘露 紅棗銀耳桃膠セット(2人前)

Photo by 甘露

702円(税込)※送料別
桃膠(タオジャオ)を使った薬膳スイーツを自宅で作れるように、2人前の材料とレシピが一式入っています。

完成まで、戻し時間を含めなんと約10時間!休日にゆっくり楽しみたい方におすすめです。※桃膠は血の巡りを良くするため妊娠中の方はお控えください。

Photo by emikokuwahara

以前から好評だった焼き菓子は、オンライン販売を望む声を受けて準備を開始。そんな矢先に新型コロナウィルスで休業を余儀なくされたため、自粛期間を使ってブラッシュアップ。その結果、予想以上に多くの方から注文をいただくようになったのだそうです。

現在も店内で購入可能ですが、確実に手に入れたい場合は、オンラインストアでオーダーしてみてください。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。店舗によっては、休業や営業時間を変更している場合があります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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