4. 巨匠による逸品「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」

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恵比寿ガーデンプレイスのランドマークといえるレストラン「ガストロノミー ジョエル・ロブション」。その地階にある「LA BOUTIQUE de Joel Robushon(ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション)」では、フレンチの巨匠である故ジョエル・ロブション氏のパンやスイーツなどがリーズナブルな価格で購入可能です。

また、お店の奥にはラグジュアリーな雰囲気のイートインスペースがあり、買ったばかりのパンを食べることができます。意外と人が少なく、穴場感たっぷり。ロブションの技術を受け継ぐ味わいを、ゆっくり楽しみましょう。

バゲット・トラディション

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324円(税込)
お店では「パン・オ・ショコラ」や「メロンパン」などのスイーツ系も人気ですが、ハード系パンも評判。入り口左側のバゲットコーナーには、いつも数種類が用意されています。

バゲットの定番は「バゲット・トラディション」(写真・左上)。クセのない軽い口当たりで、お惣菜を挟んでも、スライスしてカナッペとしても楽しむこともできます。バゲット・トラディションと同じ生地を使った「バタール」もありますよ。

一方、香ばしく、どっしりとしたタイプのバゲットがお好みなら「バゲット・クラシック」(写真・右)がおすすめ。両端がシャープなバゲットは、フランス産小麦の味わいを引き出すために低温発酵させて焼かれています。モッチリとした食感が絶品ですよ。
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5. 絶品グルメが集結「エビスフードホール」

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スタイリッシュなお店が多い恵比寿らしい店構えの「EBISU FOOD HALL(エビスフードホール)」。恵比寿から代官山方面に歩いていく途中にあるお店には、2020年現在、コーヒースタンド・バル・ベトナムのサンドイッチであるバインミー専門店・魚を使ったハワイのローカルフード「ポケ」の専門店が入っています(入れ替わることもあり)。

この街にありそうでなかったフードホールは今や恵比寿の顔でもあり、どのお店で買ったものでもテーブル席や道に面したテラス席で食べることができるんです。いつも近隣の人などが集まり、賑わいを生み出しています。

レーズンバターサンド

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280円(税抜)
フードホールでパンを味わうなら、バインミー専門店かコーヒースタンドで。

筆者のおすすめは、コーヒースタンドの「レーズンバターサンド」。レーズンがぎっしり入ったパンと軽いバタークリームの組み合わせは、小腹を満たすのにちょうどよいボリューム感です。恵比寿で散策中にコーヒーブレイクするなら、ハンドドリップで淹れたコーヒーのおともに選んではいかがでしょうか。
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6. 現地ベトナムの味「エビス バインミー ベーカリー」

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JR恵比寿駅にほど近い商店街「えびすストア」は、おしゃれな恵比寿において異彩を放つ存在。個性的なお店が軒を連ね、レトロな雰囲気を作り上げています。その入り口にあるのが「EBIS BANHMI BAKERY(エビス バインミー ベーカリー)」。

焼きたてのフランスパンが並ぶ店頭には、ベトナム語の数々……。筆者は初めてお店に来たとき、ここが恵比寿であることを忘れ、ベトナムの市場へ瞬間移動したような錯覚に陥りました。

ベトナム発祥の「バインミー」は、ベトナム風サンドイッチとして日本でも市民権を得てきました。お店では自家製パンに現地同様、肉や野菜類をふんだんに挟んだ本格的なバインミーを楽しめます。

バインミー サイゴン

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780円(税込)
お店は、バインミーのおいしさの鍵を握るフランスパンに相当こだわっています。ベトナムの老舗ベーカリー「HUNG YEN BAKERY(フンイエンベーカリー)」の製法を取り入れ、皮のカリッとした香ばしさ、中の軽い食感は現地そのままといっていいほどのクオリティです。

バインミー初心者なら、看板メニュー「バインミー サイゴン」がおすすめ。チャーシューやパテ、ドチュア(なます)、パクチーなどの具材がたっぷり挟まれたスタンダードなバインミーは、エスニック風味満点。

注文を受けてから作り、できあがったら店頭で紙に包んで渡してくれるので、近くの公園でランチをするのもよいですね。ただし、長時間の持ち歩きは具材から水分が出てしまうので避けましょう。ボリュームを抑えたい場合は小サイズをチョイスしてください。
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