ライター : 恩K

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1. 本格的なドイツパンが堪能できる「フラウ クルム」

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恵比寿の繁華な場所から少し離れた、静かな小道に面する「FRAU KRUMM(フラウ クルム)」は、プロテニスプレイヤーの伊達公子さんがプロデュースするベーカリー。伊達さんがドイツで体験した食文化をもとに、ドイツ産オーガニック小麦粉やライ麦粉を用いた本格的なドイツパンが味わえます。

木のあたたかみに包まれたアットホームな店内には、商品棚の奥に広い厨房が。そんな居心地のよさもあり、フラリとパンを求めてやって来る近くの住人や働く人たちの姿があとを絶ちません。

サンドイッチ、プレッツェル

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450円、240円(税抜) ※ サンドイッチ、プレッツェルの順
ランチタイムに訪れるなら、おすすめはクレッセントセレアルにハムとカマンベールチーズを挟んだ「サンドイッチ」。クロワッサンの原型ともいわれる三日月型のパン「クレッセント」にゴマをまぶして焼き上げた逸品は、しっとりとしたシンプルな味わいで、具材との相性の良さを感じさせます。

また、お店の定番というべき「プレッツェル」は、表面はカリッと、中はムッチリとした食感。表面にまぶしてある岩塩のほどよい塩気がクセになります。コーヒーだけでなく、ドイツビールやリースリング(ドイツの白ワイン)ともよく合いますよ。

イートインスペースもあるので、厳選した豆を使用したオリジナルブレンドのコーヒーとドイツパンで、ランチタイムを過ごしてはいかがでしょうか。
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2. 原材料は自家栽培!「空と麦と」

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山梨県八ヶ岳南麓の自然栽培農家さんによるベーカリー&カフェである「空と麦と」。お店の商品は、三軒茶屋の有名ベーカリー「シフィニアン シニフィエ」の志賀シェフがプロデュースしていることもあり、新商品がリリースされるたびに注目を集めています。

パンに使用される小麦は、自然栽培の小麦やライ麦、厳選した国産小麦など。野菜にも同じく自然栽培のものが使われています。そのほかパンの原材料となる水や塩、ドライフルーツ、ナッツにいたるまで、選りすぐりのものばかりです。

栗のパン・ド・ミ

小麦をブレンドして作られる食パン「パン・ド・ミ」は、お店の人気商品。「栗のパン・ド・ミ」は、オーガニックの栗と小豆をたっぷり入れて焼き上げられています。基本は1本売りですが、タイミングがあえばハーフサイズやスライスしたものも購入可能。パンをカットした途端、ゴロッとした栗がこぼれ落ちそうになる瞬間がこのうえなく幸せ……と、栗好きにはたまらないはずです。

また、発酵バターと自家製小麦酵母で作られる「クロワッサン」もリピートする人が多いひと品。皮はパリッと香ばしく、中は弾力のある食感を楽しめ、おかわりを所望したくなるおいしさです。
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3. 通いたくなる楽しさ「クロスロードベーカリー」

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JR恵比寿駅から代官山方面に向かう五差路にある「CROSSROAD BAKERY(クロスロードベーカリー)恵比寿本店」。中に足を踏み入れると、パンやコーヒーを楽しみながら語り合う人々が生み出す、心地よいざわめきを感じます。それは、かつてサードウェーブコーヒーで話題をさらったアメリカ・ポートランドの街角にありそうなカフェを彷彿させるよう。

お店に並ぶのは、職人が焼き上げる約70種類のパン。さまざまな人が行き交う交差点(クロスロード)を連想させる豊富なパンは、厳選した約20種類の小麦や自家製酵母で作られています。

ダークチェリーデニッシュ

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360円(税抜)
お店のパンには冷凍生地ではなく、早朝から手作りされた生地を使用。「クロスロード」の名を冠した食パンはふんわりと焼かれ、朝食用に購入する近所のお客さんも少なくありません。

発酵バターの香りが鼻先をくすぐる「ダークチェリーデニッシュ」は、カスタードクリームの甘みとダークチェリーの酸味が絶妙。バリスタが淹れるコーヒーとともに味わいたいスイーツ系のパンです。

お店では“オールディブレックファースト”スタイルを採用し、朝食メニューがどの時間帯でも食べられます。メニュー数種のなかでもおすすめなのは、パンの容器にスープ・シチュー・カレーなどが入っている「ブレッドボウル」。パンをスープに浸しながら、あるいは丸ごとガブリと食べたいひと品です。
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