5. 香りと甘酸っぱさが広がる「れもんげ」

広島県呉市から愛媛県岡村島まで、6つの島を7つの橋で結ぶ「安芸灘とびしま海道」。のんびりゆったりした島の雰囲気が楽しめるこのエリアは、レモンをはじめ柑橘類の名産地でもありますよ。

「とびしま柑橘工房」は、そんな島のフルーツを使ったスイーツやジャムなどを販売しています。柑橘ならではの甘酸っぱさは、多くの人に愛される味です。
「れもんげ」は、とびしま海道で採れたレモンを香りごと生地に織り込んだメレンゲ菓子です。ひと口サイズのころんとした焼き菓子は、噛めばサクッと軽やかな食感。さらにしゅわっと溶けていき、最後は鼻に抜ける爽やかなレモンの香りが残ります。

レモンのほか、島のブルーベリーを使った「ぶるべりげ」、広島県北の山地で育まれた柚子を使った「ゆずげ」なども。爽やかで甘酸っぱい島のフルーツを堪能できます。

賞味期限

120日間

購入できる場所

広島空港2F 「とびしま柑橘工房」

6. ピリッと辛味がアクセント「がんす」

「がんす」とは、広島県呉市で愛されるご当地グルメです。広島では、さまざまな練り物専門店が販売していますが、なかでも人気なのが、三宅水産のがんす。

三宅水産は、呉市で1950年に創業した老舗蒲鉾店です。練り物に欠かせない水は、マイルドなのど越しのイオン水を使用。地元・蒲刈町(かまがりちょう)の藻塩を仕込みに使い、ほのかな潮の香りと魚介の風味が口いっぱいに広がる練り製品を多く販売しています。
昭和初期に、三宅水産(当時は三宅蒲鉾)で作られたのが「がんす」。魚のすり身に一味唐辛子を混ぜ、パン粉を付けて揚げた練り物です。

ピリッとした辛さに、うっすらまとったパン粉で香ばしさがプラスされ、地元ではおつまみとしてはもちろん、おやつやおかずとしても愛されています。一度食べればクセになり、まとめ買いする人もいる逸品です。

賞味期限

冷蔵で12日間

購入できる場所

広島空港2F「天満屋空港ショップ」、2F「BLUE SKY」、2F「ANA FESTA」
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ