ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

成城石井の注目度No.1スイーツ

Photo by muccinpurin

プリンといえば、最近は喫茶店風の固めプリンがトレンド。卵の香りをしっかりと感じる、食べ応えのあるプリンが好まれる風潮のようです。

そんな固めプリンのジャンルで、いまもっとも熱い視線を浴びているのがイタリアンプリン。コンビニをはじめ、カフェやレストランでもメニューになるなど、じわじわと人気が高まっているんですよ。

なかでも2020年5月より、成城石井から発売されたビッグサイズのイタリアンプリンが注目を集めています。

SNSではイタリアンプリンの投稿が急増

「あの固さがたまらない……!」「チーズのコクがプリンの枠を越えている」など、イタリアンプリンの魅力にはまる人が増えているようです。

ただ固いだけでなく、もっちりねっちりとした食感やチーズの風味が加わっていることが人気の理由のようですね。

マスカルポーネのもっちりイタリアンプリン

Photo by muccinpurin

成城石井自家製「マスカルポーネのもっちりイタリアンプリン」1,090円(税別)
一般的なプリンとイタリアンプリンの決定的な違いは、マスカルポーネプリンを使っているところ。通常、プリンは卵を加熱することによる凝固によって固めます。ぷるんとした食感は卵ならではですよね。

一方で、マスカルポーネを加えたイタリアンプリンは、ぷるんというよりも、もっちりという表現がぴったりな独特の固まり方が特徴です。なんとも表現しがたいあの食感がハマるんですよね~。

全長16cmオーバーのビッグサイズ!

Photo by muccinpurin

コンビニで売られているものや、カフェで提供されるイタリアンプリンは1人分が一般的ですが、成城石井ではご覧の通りビッグサイズ!

幅約7cm、長さ16cmオーバーで、プリンというよりはパウンドケーキやカステラのようなサイズです。筆者も、成城石井のスイーツ売り場で初めて見たときはその大きさにびっくり。

Photo by muccinpurin

横から見ると、この迫力。成城石井の人気アイテム、チーズケーキとほぼ同じサイズです。

これなら何人かでシェアしても楽しめますし、好きな大きさにカットしてひとり占めも夢じゃありません。ただし、1,200kcalほどあるのでお気を付けくださいね。

味や食感は…?もっちりねっとり濃密!

Photo by muccinpurin

せっかくなので、贅沢に3cmほどの厚さにカットしていただきました。ナイフを軽く濡らしてカットすると、プリンがくっつかずきれいに切れますよ。

トレーにのせたままで切りにくければ、まな板に出すことをおすすめします。カラメルは固まったタイプなので、上に皿かまな板をのせ、ひっくり返せば簡単に取り出せますよ。

さすが固めプリン、ナイフで切ったときのエッジ(角)が美しいですね!

想像以上のもっちり感

Photo by muccinpurin

厚めにカットしたプリンにスプーンを入れてみると……想像以上のもっちり感です。大手コンビニ各社が出しているイタリアンプリンも食べましたが、筆者の感覚的には成城石井のものが一番もっちり感が強めですね。

もっちりねっとりとしたプリンは、マスカルポーネのまろやかなコクが感じられてとても美味です。やっぱりイタリアンプリンはこうでなくちゃ!

Photo by muccinpurin

カラメルはトロッと流れるタイプではなく、ゼラチンのように固まっていますが、ほろ苦さは健在。プリンの味をきゅっと引き締めてくれています。

普通のプリンと違い、卵の風味はやや抑えめ。マスカルポーネもそこまでチーズの風味が強くないので、チーズが苦手な人でも問題なく召し上がれそうですよ。

固めなせいか、少量でも十分満足できるのがイタリアンプリンの魅力。筆者が購入したものは購入日を含めて3日の賞味期限だったので、少しずつカットしながら何回かに分けて、じっくりと味わうのもよいでしょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ