4. 食パンブームの先駆け「乃が美」

Photo by ちゅん

食パンブームの先駆けともなった食パン専門店「乃が美(のがみ)」。「覚王山店」の小さな店舗から行列が伸び、開店当初はいったい何のお店なのかと驚きましたが、そんな光景はいまや当たり前になりました。

一番驚いたのは、店主がもともとパン作り未経験からスタートしたという話。試行錯誤を繰り返して完成に2年かかったという食パンは、今でも行列必至の大人気商品です。焼き上がり時間が店頭の看板で確認できますのでチェックしてみてください。

乃が美の生食パン

“耳までやわらかいおいしいパン”がコンセプトの食パン。その通り、どこからかじっても耳はとても薄くてしっとりとやわらかいです。材料の組み合わせに秘密があるらしく、その黄金比は一部の作り手しか知らないそう。

1日目はそのままいただき、2日目以降から焼いたりトッピングをつけたりと楽しむのがおすすめ。ほんのりした甘みが、筆者のお気に入りです。
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5. 贈呈用にしたい食パン「銀座に志かわ」

Photo by ちゅん

大きな暖簾がお店の目印。くぐって中に入ってみると、落ち着いた雰囲気がとてもオシャレです。焼き上がり時間のタイミングが合えば、予約なしでも購入可能ですよ。

また店内では、食パンを包むための風呂敷が売られており、落ち着いたかわいらしい4色が並びます。食パンとは別料金ですが、何かの折にはぜひとも利用してみたい上品さがありますよ。

水にこだわる高級食パン

Photo by 銀座に志かわ

2斤 864円(税込)
「水はパンの主原料の1つ」という考えから、仕込み水にとことんこだわり、独自のアルカリイオン水を使用。とても味わい深い食パンですよ。

筆者が「銀座に志かわ(ぎんざにしかわ)」の食パンを食べるときは、ついついおかずを用意したくなるような気持ちに。お店も食パンの楽しみ方として、「きんぴらごぼうでもチーズとでも」と、和食とのマリアージュをうたっています。このほかワインやチーズに合わせる「夜の食パン」としてなど、さまざまな楽しみ方ができますよ。

2020年6月17日には、名古屋市営地下鉄東山線 本山駅近くに「名古屋本山店」が誕生。お近くの方はぜひ訪れてみてください。
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6. バリエーションが豊か「一本堂」

Photo by ちゅん

住宅街にひっそりと佇む「一本堂」。筆で書かれた店名看板が目印です。「昔、町中にお米屋さんがあったように、焼き立てのおいしい食パンを提供する店がもっと身近にあってもいい」という思いからつくられた食パン専門店。

焼きたてはもちろんおすすめですが、前日の食パンもリーズナブルな価格になって店頭に並ぶので、気軽に楽しむことができますよ。

一本堂

素材にこだわった食パンは、ふんわりモチモチ。定番は、「一本堂」の名前を冠した食パンです。やさしい味わいは、毎日食べるのにぴったりですよ。

味のバリエーションが豊かなのも魅力。プレーン系、デザート系、高機能系とラインアップが広く、なかには期間限定品もあるので、何度も訪れたくなります。
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