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4. 甘くて果実の香りがリッチな「バランタイン」
バランタインの、甘くて果実香のあるまろやかさを造っているのは、スコットランドの40~50種類のモルト原酒です。いくつものモルト原酒をブレンドすることで、より複雑で飲みやすくなるようにプロのブレンダーが仕上げています。
華やかで飲みやすい高コスパ「バランタイン ファイネスト」
バランタインの特徴であるスイート、フルーティ、ラウンド、ソフトな口あたりを1,000円程度で楽しめる、極めて高いコストパフォーマンスを誇る商品です。華やかな余韻を奥に隠しながら、飲みやすく仕上げられたスタンダードボトルですよ。
リンゴのような果実香がひろがる「バランタイン 12年」
1つ上で紹介したファイネストはコスパが高い分、熟成が若く少し口当たりが粗いところもありますが、こちらの12年はしっかりと熟成されまろやかに丸く仕上げられています。樽のエキスがウッディに余韻として残り、香りはまるでリンゴのようにフルーティーで華やかです。
熟成された華やかな余韻がリッチ「バランタイン 17年」
12年の熟成でほぼ十分なところを、17年熟成させてブレンドさせることは、ウイスキー好きが欲張った贅沢品と考えていいでしょう。違う種類のウイスキーとブレンドせずに、大麦麦芽(モルト)のみを原料として造られるシングルモルトウイスキーは10,000円を超えるものがいくらでもあります。5,000円以内で手に入る極上のブレンデッドウイスキー、バランタイン17年はけっして劣ることのない華やかな逸品なのです。
5. 吉田茂元首相も愛飲したプレミアムスコッチ「シーバスリーガル」
シーバスリーガルは、12年の熟成が最低ラインであるプレミアムウイスキーの銘柄です。名前のリーガルは「極上の」、「王家の」、「堂々とした」という意味があり、ボトルの見栄えから高級感があふれています。もちろん味も、熟成による深みある余韻がすばらしいです。
ブランドの代表的商品「シーバスリーガル 12年」
オーナーはバランタインと同じペルノリカール社。バランタインが赤リンゴのフレーバーであることにたいして、シーバスリーガルは青リンゴや洋ナシのフレーバーが特徴です。こちらの12年は、吉田茂元首相がイギリス赴任から亡くなるまで飲み続けたとされることで有名ですね。
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