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3. 喉の痛みは「梨」でしずめる
調理をせずとも簡単に摂れるくだものは生活に取り入れやすく、養生初心者におすすめ。
中でも、喉の痛みにいいのが梨です。炎症を抑えて乾燥を防ぎ、痰を取って咳を止める力があります。空咳、声が枯れて喉がイガイガする、痛みを感じる、などの症状があるときはぜひ梨を食べましょう。
洋梨コンポートのごほうびティー
洋梨も同様、のどの不調に良い効果が。コンポートを作って紅茶をそそげば、贅沢なティータイムが叶います。しょうがをいっしょに煮出すとより身体が温まりますよ。
4.「ゆり根」で乾燥から身を守る
中医学において、ゆり根のように白い食べ物は呼吸器系や、肌・粘膜を管轄する肺を潤す力があるとされています。空咳が出るときにぜひ食べてほしい食材です。気持ちを落ち着けてくれる作用もあると言われているので、ドキドキして眠れないときにもいいんだとか。
家庭で食べる機会が少ないゆり根ですが、意外と何にでも使えます。スープや味噌汁に入れたり、煮出してお茶にしたり、アルミホイルで包んで焼いたり。ごはんといっしょに炊くのも簡単でおいしいです。
ユリ根と大豆のきなこスープ
ハンドブレンダーやミキサーがある人はスープにするのがおすすめ。ゆり根と大豆の舌触りとコクが楽しめる一品です。
5. 呼吸器系と消化器系に働く「里芋」
里芋は肺を元気にしてくれる辛味と、消化を担う脾を元気にしてくれる甘味の、両方を併せもった食材。痰や咳が出るとき、喉や鼻の不調があるとき、他には便秘や肌の乾燥にも良いといわれています。
白ごまも里芋同様、胃腸や肌トラブルに良いとされています。ごまあえにしたり、ごまを振りかけて食べるのがおすすめです。
ねっとり里芋とたくあんのポテトサラダ
普通のポテトサラダに飽きたら、里芋を使って和風に仕上げてみては?しそにも痰を取る働きがあるので、合わせてたっぷりどうぞ。
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