ライター : 藤本さやか

栄養士

病院にて栄養・衛生管理など現場経験後、栄養士養成施設にて教員として勤務。栄養士を目指す学生へ必要な知識や技術を指導。食物アレルギーのためのレシピ本の料理担当やTVの料理コーナ…もっとみる

試合前(前日まで)の食事で大切なポイント

消化のいいものを選ぶ

大事な試合の前は食事も気になるところ。これを食べたら絶対勝てる!という食べ物はないのですが、練習の成果を発揮できるよう、日ごろから食べ慣れているものを食べる様にしましょう。 また胃に負担をかけないように、なるべく消化に時間のかかる脂質の多い食事は避けましょう。食物繊維の多い生野菜、海藻類、きのこ類はガスが溜まりやすくなるため、摂り過ぎには注意が必要です。(※1,2) 前日の夕食は就寝3時間前には済ませ、リラックスして十分な睡眠がとれるようにしましょう。(※3)

生ものを避ける

前日は食中毒のリスクを避けるため、生魚、生卵、生肉などの生ものは控えましょう。ひどくなると腹痛や下痢、嘔吐などの症状が出る場合があります。 活躍してほしいあまり、前日や当日の食事についつい、こどもの好きなものを好きなだけを用意していませんか?それではせっかくの栄養が、体の中で効率よく働かない可能性の危険があります。 運動のパフォーマンスを最大限に発揮できるようにするために、試合前はとくに食事に気を付けましょう。

糖質を多くとる

運動中とくに必要な栄養素が炭水化物です。炭水化物はエネルギー源となる大切な栄養素で、ごはん・パン・麺類に多く含まれています。さらに一緒にとりたい栄養素は、炭水化物がエネルギーに変わるのを助けてくれるビタミンB1です。とくに豚肉や豆類などに多く含まれているのでおすすめです。(※6) ハードな運動と試合中の緊張感やストレスにより、失われてしまう栄養素は運動をしていない子よりも多いので、食事面でのケアはとても大切です。体型や体調の変化に注意しながら料理する必要があります。

試合前(当日)の食事で大切なポイント

食べるタイミング(3時間前)

試合の開始3~4時間前には食事を済ましておくこともポイントです。(※3) 内容は前日同様に炭水化物中心の食事でエネルギー源を蓄えましょう。おにぎりやトーストなどさくっと食べられるもので問題ありません。おにぎりの具材も消化のいいものにしておきましょう。また補酵素となるビタミンの摂取も忘れずに。 また1日に何度も試合をおこなうようなスポーツや長時間続くスポーツでは、エネルギーが不足したり、スタミナ切れにより集中力が切れてしまわないように、一気に食べられない場合は何度かに分けて食べてもOKです。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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